書くことがつらくなってきた。
理由はわかっている。
考えるのをやめたから。

今、感じる練習をしている。

まだほとんど何も感じられていない。
思考を止めるだけで精いっぱいだ。

感覚センサーを開くことができない。
細い隙間を開けて、少しだけ感じる。
すぐに怖くなって閉じる。
そんなことを繰り返している。

開ける時間をのばしていく。
もっと大きく開けられるようにする。
それが今の課題だ。



頭の中で理屈をこねくり回すことが好きで
それを言葉にするのが好きだった。

書くことはぜんぶ、机上の空論だった。

思考を止めて、理屈から距離をおいたら
言葉が出なくなった。

思考から出るのは、偽りの言葉だ。

本当の言葉は、感じた先に生まれる。

感じない限り
本当の言葉は出てこない。

つらい。とてもつらい。

感じることは、生きる喜びのはずなのに。

ずっと妄想の世界で
頭だけ使って生きてきたから
それをやめるのが本当につらくて、怖い。

私の認知は歪んでいる。

ずっと不快だった。
世界なんて消えてしまえばいいと思っていた。
人は自己中心的でずるくて非道で
自分を守るためなら他人などどうでもいいし、
他人の不幸を楽しめる生き物だと思っていた。

いた、じゃないな。
今も思っている。

そういう前提で世界を見ると
何を感じても不快だ。

人を信じることができない。
裏があると思ってしまう。
今は優しくても、いつか裏切るんでしょ、
と思っている。






私の四柱推命の命式には劫財が二つある。

劫財は、財を奪われる星だ。

だからいつも怖いのだろうか。

人に裏切られる不安。
全てを失う恐怖。

人を信じられない。

それを乗り越えるために
劫財は、仲間を必要とする。

仲間といることによって
一緒に何かを成し遂げることによって
人間は信頼に足る、財は自分を守ると知る。

それが劫財の星を持つ人の宿命だ。


裏切られることや失うことが怖くて
ずっとひとりでいたら、
星に負けてしまう。

裏切られる恐怖を感じながら
それでも人を信じる。

世界を信じる。

自分を信じる。

それが、劫財を持つ人がやるべきことだ。



私は人といるのが苦手だ。
人見知りなんだと思っていた。

そうじゃなかった。

裏切られるのが怖いだけだ。
失うくらいなら、はじめから一人でいたい。

劫財を持つ人には
相手が自分と同じに見える。

誰かに裏切られることは
何かを失うことは
自分の一部を失うのと同じことだ。

本当は
めちゃくちゃさびしがりなんだ。

情けないったらないんだ。
いつまでも子どもで、バカみたいなんだ。







 

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