この夏、母子で夢中で観ていたドラマ。

『ちはやふる ―めぐり―』


普段テレビを全く観ない私だけど、
たまたま何かの偶然でこのドラマを知った。
さらに言えば原作マンガのドラマ化だと
勘違いしていた。
(※原作の話から10年後を舞台に作られた話です)

安心して見られるストーリーと
役者さんたちの可愛らしさと
懐かしき青春時代を思い起こすストーリー展開と
いろいろが個人的にツボすぎて
毎週楽しく観ていたら
最初は横目で観ていた子も
みるみるハマっていった。

最終回を見終わった日の夜、
子はおもむろに棚の引き出しを開けて
百人一首を出してきた。

ママ、やろう!

そして私たちの
「ちはやふるごっこ」が始まった。

競技カルタのルールもよくわからない2人で
それっぽく札を並べてみて、
正座して挨拶をするところから始め、
札を取ったあとに
片手を上げながら札の配置を変えてみたり
ぱしーんと払い手をしてみたり
途中で、失礼します、と言って立ち上がり
深呼吸してみたりと
ドラマで見たシーンを
思いつく限り再現してみた。




しかし、何せ歌を覚えていないので、
読まれた瞬間にぱしーんと札を吹っ飛ばす
あのカッコいい動きができない。

そこで子が編み出したのは
句を覚えている数枚の札だけを並べる方法。

これならば、
私が歌を読み始めた瞬間に
子が勢いよくぱしーんと取ることができる。
飽きるほどそれをやった後もなお
子は1人で札を並べて払い手の練習をしていた。

リビングの四方八方に
札を吹っ飛ばしていく子を見て
私はしみじみ思った。

これこそ、偏官の生き様だ、と。

偏官とは、行動力の星。
衝動でからだが動く星だ。
興味のあることはすぐやりたい。
理屈はいいからまずやってみたい。
そんな星。

私は同じく行動力の星、正官を持っている。
正官はルールが大事。
ルールもよくわからないのに
払い手の練習などしない。
歌を覚えていないのに
札を取る快感だけを味わったりしない。
きちんと覚えて
きちんとルールに沿って
正しいやり方で取りたい。
それが正官。

しかし子にはそんなことはどうでもいい。
ドラマで見たあのシーンが再現できれば
それでいい。
とにかくやってみよう。
見様見真似で動いてみよう。

なんとシンプルで美しい生き様だろうと思う。
理屈屋で腰の重い自分と比べて
偏官のこの軽やかさよ。

そんな子の情熱の炎が消える前にと
急いで子ども向けのカルタ教室を探し始める私。

これは正官の動きそのもの。
使命を見つけたら
一直線に目的遂行のために動く。

私たちの行動力の源はこんなふうに違う。
偏官と正官、
どちらも愛おしき人の性なのである。

都内にいくつか
体験させてもらえるところを見つけたので
さっそく今度、子を連れて行ってみる。
鉄は熱いうちに打つべし!
 


瑞沢の紺の袴に赤い襷がかっこよすぎる😍




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