四柱推命の命式を鑑定するときは
命式と呼ばれる
漢字だらけの表を使います。
今日、見てみたいのは
日柱の十干と蔵干の星。
十干は、
陰陽五行で提唱されている
木・火・土・金・水の5つの性質を表す星です。
それぞれの性質に陰と陽があるので、
計10種類あります。
10個の干で十干。天干とも呼ばれます。
木の性質
甲(きのえ)=木
乙(きのと)=草花
火の性質
丙(ひのえ)=太陽
丁(ひのと)=火
土の性質
戊(つちのえ)=山
己(つちのと)=畑
金の性質
庚(かのえ)=鉄
辛(かのと)=宝石
水の性質
壬(みずのえ)=海
癸(みずのと)=雨
※語尾が「え」なのが陽で「と」なのが陰。
命式にある十干の中では
日干(日柱の十干。この図だと「庚」)が
その人のメインの星です。
その人の世界観を表す
舞台みたいなイメージ。
『何がどうあっても
私はこういう世界の人です、どーん。』
『この人生、この世界観で生きます!』
というスローガンみたいなもの。
そして、ここからは私の解釈ですが、
日干の下にある蔵干と呼ばれる星は
その人の幼少期の性質を
如実に表していると思うんです。
私の命式では、日干は【庚】。
これは金の陽の星で鉄を表します。
私という人間を表すメインの星がこれです。
周囲の人に聞いても
鉄っぽいイメージ
(冷静、強そう、頑固、群れない等々)
だと言われます。
一方で日柱の蔵干は【癸】。
水の陰、雨を表す星です。
この星は、私の幼少期の性質に
とてもよく当てはまっていると思います。
繊細さや敏感さ、
優しくて、うじうじしやすいところが。
蔵干は
生まれた時の性質。魂の色。
日干は
その人が今世で目指す姿。
蔵干はスタートで日干はゴール。
あるいは西洋占星術に例えるなら、
日干は太陽星座で
蔵干は月星座。
蔵干は
表からは見えない隠れたところにある
とてもとてもプライベートな自分。
日干は
普段の生活で他人と接するときに
現れやすい。
つまり両者は
裏と表、内と外のような関係性にあると
思うのです。
私は、初めて自分の命式を見て
日干が【庚】だと知った時、
嬉しかったけれど
あまりしっくりきませんでした。
なんかもっと地味で
うじうじした感じだと思ってたのに、
意外にも強そうだし
なんかかっこいい!と感じた。
けれど、
その下にひっそりと表れている【癸】は
確かに自分である、
幼いころからそういう感じだった、と
初めから強く自覚できたのです。
そして、
【癸】の心を持って産まれた私の中にあった
【庚】の種は
ゆっくりと芽を出して
時間をかけて成長してきました。
そして、【癸】を持って産まれた私が、
この人生で
【庚】の世界を体現するために選んだのが、
命式の下半分に並ぶ
通変星と十二運星という武器なのです。
全ての土台となる十干。
十干は自然界のものだから
その鑑定では
イマジネーションがモノを言います。
ご自分の十干たちを眺めて
そこから浮かぶ風景や印象を
自由に遊んでみたら
人生の指針が見えてくる・・・かも?
