30年近く朝夕森に入って野良ちゃんにごはん配りと不妊手術をしていたが、先だってやっと捕まえた三匹の猫を最後に森に来る猫はいなくなったと判断することがあり、「もう森には行かない」と決意したのだが、もしかして通りがかりの野良ちゃんが森に作っているままにあっている寝床で、寒さをしのごうとするかもしれないと思い、今日の夕方近く、大きなダンボール箱や古着をかかえて森に入り、寝床の修理をしていると、にゃ~にゃ~と私のそばにすり寄ってきたきた猫がいる。
「あれ? チビちゃんじゃないか!」
おうちのあるはずの顔見知りの猫ちゃんだ。もっていたカリカリフードと缶詰をおくと、まるでおうちのない野良ちゃんのように唸りながら食べるではないか。
それを横目に私は寝床の修理に余念がない。日が落ちたらヤバイ。
すると、またおうちのあるはずのシロちゃんがにゃ~にゃ~。
『家があると思っていた猫ちゃん、野良ちゃんだったか? それなら、ごはんのない森にしてしまったら大変だ!!! 手術だって必要だ!!!』
という次第で、森の猫ちゃんのごはんと手術を再始動することにした。
自分の尋常でない体調不良と経済の不安なども考えて、少しづつ穏やかにしていきたいという念もあったのだが・・・・・この森は猫たちの居場所なのだ。それは私が決めるんじゃない、神様が猫たちのために決めてくださったんだ。私は自分の生が与えられている限り、それにのうのうと従っていけばいい。
ちょっとやれやれだけども。(笑)