私がある方から聴いた話をします。

 

「26年前に看護大学を休学して、統合失調症の急性期で解放病棟に1年間入院していた時に、仲良くなった夜勤専従の若い女性看護師さんが、とてもユニークな方でした。

 

 ブラジルで暮らした経験があるハーフの方で、看護学生時代にリネン室に呼び出されて、看護師さんに囲まれて問い詰められたそうです。自身も若い頃に、幻聴や情緒不安定の時期があったと教えてくださいました。

 

今から思うと、本当に人間味のある方ですね。

 

私も患者さんに同じ事ができるかは、わかりません。 少なくとも、私がこんな看護師さんがいてもいいんだ、自分にもなれるかもしれないと、今から思うと強く影響を受けた方です。

 

 その後私は看護大学に入り直して、精神科急性期病棟勤務からの挫折から今に至りますが、人生は人との縁だとつくづく思います。」

 

とても印象的な、その方の原点のようなお話です。