犯罪の報道に接するとき、


あぁしょうがないなぁという犯罪:

老老介護の果てに・・・など、と


馬鹿かこいつは!!という犯罪:

まぁ、よくある犯罪です、があります。


前者は聞いてて悲しい気分になりますし、

裁判所も同様の判断を下すので

情状酌量の余地が高くなりますが、

後者は・・・。


数万円の為に殺人を犯して数十年服役、

一人の女性への性的欲求を抑えられず

数年間女性のいない塀の中へ。

どう考えても「割に合わない」と思いますが、

彼らはそうとは思えなかったんでしょうね。


私は昔から物事の判断に「天秤」を用います。

この行動がもたらす「快楽」と、

その結果が最悪に転んだ時の「痛み」を

計りにかけ、

割に合う行動を取る様にしています。

当然、「道徳的に」という意見も

あるとは思いますが、

道徳以上に損得は人の行動を左右します。


もちろん、私の人生を振り返れば

警察に追いかけられたり、

道交法で捕まったことはありますし、

捕まらなくても違法な行為をし、

迷惑行為もしてきたはずです。

しかし、私自身が重篤な「痛み」を

受ける危険がある行為は

してこなかったように思えます。



高校時代、

当然のように煙草は吸っていましたが、

それらはポケットの奥の奥。

しかし、すでに不良のクセに、

それをさらにアピールしたいのか、

学内で吸う奴や煙草を見せびらかす奴ら。

教員に見つかり

停学処分などになっていましたが、

不良アピールという極小の快楽の為に、

その「痛み」を許容する意味が解りません。


そういえば同じ高校時代、

学内でナイフを見せびらかしてた下っ端の男。

私にも得意気に見せびらかし、

脅すような素振りまでして

自分の不良振りをアピールしてました。

この男、世界的に巨大なマフィア組織の

末端のその下あたりにいたようですが、

ある日、わが町に限ればより勢力の大きな

「小さな」ギャング組織に鞍替えします。


素人が考えても

こんな行為が許される訳がありませんが、

結局彼はその世界的組織に狙われ

姿を消すことに。

不良をアピールした男が周りに残した印象は

「不良」ではなく「馬鹿」という印象だけ。

彼の組織への裏切りは

彼になんの快楽をもたらしたんだろうか・・・。