高校時代から夜の海が好きです。

夜の静寂に波の音だけが

鼓動のように止まることなく続き、

月の光が照らす水面が

一筋の道となり輝いている。


誰もいない海で

私だけに見せる舞台のようですが、

数千年、数万年と

同じ夜が繰り返されてきたと思うと、

少々の悩みも直ぐに忘れられます。

女性と抱き合って

この景色を見たこともありますが、

基本的に私は一人で海を見るのが好きです。


高校卒業後日本に行くか否かを決めたのも

夜中に一人で海を見ながら。

悩んだ時、

人生の節目で必ずロサンゼルスの海を

夜一人で眺めています。


月が織り成す輝く舞台が

いつも以上に綺麗だったある夜、

月が海へと入っていきました。

海へと消える瞬間の

僅か5分程度の時間ですが、

夕焼けの如く空が光り、

月が消えた後も水平線の向こうに

薄い光が暫らく続きました。

この瞬間、

あの月が今照らしてる日本に行こう!

と高校時代の私は決めました。


そして現在の私は、

明日日本に帰国します♪