私が通った高校はカリフォルニア州で
随一の古さを誇る伝統校。私の世代から
2名のハーバード大学入学者を出しますが、
これは私の住んでいた市全体からその年に
ハーバードに進んだ全て。
しかし、そんな伝統校ですが、
一部の超優秀生を抜かせば
基本的にマフィアやギャング、
もしくはそれに憧れる悪童が主体。
そうなるとこの高校生活を
無事に生き抜くためには技が必要です。
①女性
②成績が良い
③どこかの組織と深い関係がある
の3条件のどれかを満たす必要があります。
条件①は置いておいて、条件②は結構面白い。
マフィアやギャングも幹部クラスともなると、
「勉強せず、成績悪いのが格好いい」
なんて意味不明の不良道を歩まず、
成績の向上を求めます。
そこで、成績の良い人とは良好な関係を築き、
宿題提供やテストでの答案提供の代わりに
身辺警護が約束されます。
なので、「本当に」怖い人になればなるほど、
比例して成績は向上します。
そして条件③が私のパターン。
複数の組織のリーダーや幹部が友人だったため、
「お前に何かあれば俺らが対応するぜ!」
と守ってもらっていました。
私の身が危険にさらされたことは
高校生活で数回ありますが、そのうちの1回は
条件④人間関係を見抜く力
という追加条件の話。
私の古くからの友人Aが
彼の弟分と共に私の車に「乗せて~♪」
というので私が待っていると、
友人Aが遅れ、さらにその弟分が
遅れて私の車にやってきました。
送ってやるのになんでこっちが待つんだ?
と翌日友人Aに文句を言いましたが、
その結果、弟分はアニキが恥をかかされた
と思い、それから毎日私を睨み付ける日々。
目を合わせると喧嘩になるので
無視していましたが、
1週間も続くと我慢が出来ず・・・。
その場は友人Aが止めたのですが、
それを見ていたのはマフィアのL君。
その次の時間の授業で、
弟分が所属する組織の幹部達に会いに行き、
事態を説明。
その組織のほぼ全ての幹部は
私の友人でもありましたので、
すぐに話がつき、
ランチタイムにマフィアL君が部下を連れて
弟分のもとに「注意」をしに行きました。
緊迫した事態から数時間後には
再び学校は私にとって安全な場所へ。
弟分は自分がギャング組織に入っているため
自分は安全と考えたのでしょうが、
相手の人間関係を認識する能力に欠けてました。
会社でもどこでもこの能力は必要なのですが、
アメリカの学校だと切実に必要となります。