こんにちは、シュンタです。


先日参加した「開成国立ジュニアオープン」の説明会。

前回の続きです。
併願校の話を書こうと思ったのですが、
開成英語担当の先生のお話が、非常に具体的で心に響きました。英語に悩む親として、そして伴走者として「これは肝に銘じたい」と思った内容をまとめます。



クローバー


 開成国立ジュニアオープン説明会で聞いた「英語学習の核心」





中2で最優先すべきは「文法」と「語彙」


先生が最初に強調されたのは、「中2の今は文法と単語から逃げるな」 ということ。

文法は中3夏休みが終わる頃には、教科書範囲+指導要領外まで含めて理解・運用できる状態にせよ。

単語は直前に詰め込んでも間に合わない。日々の積み重ねがすべて。


「長文が読めません」と相談してくる子の多くは、実は単語力が足りず、言わば文章が“黒塗り”状態で読んでいるようなもの。拾える単語だけで推測し、設問に戻っても根拠が見つけられず、結局は“それっぽい選択肢”を選んで間違える。これが典型的な失点パターンだそうです。

つまり、長文力不足の根本原因は「単語不足」に行き着く。耳が痛いですが、真実です。




単語は「声に出して覚える」


単語学習=意味暗記だけでは不十分。先生は「例文を声に出す」ことを強調されていました。

●単語帳に載っている例文を10回声に出す。
👉声に出すことで文法の誤りや違和感に自分で気付ける。
👉英作文や発音にも自然とつながる。


「根性論みたいに聞こえるかもしれないけれど、結局これが一番近道」と断言されていました。確かに、机に向かって黙々と意味だけ覚えるより、体を使って覚えるほうが定着度は高そうです。

●手を動かす
●声に出す
●耳で聞く
●音と意味をイメージで繋ぐ
(destroy(破壊する)→机を叩いて発音するなど)



英検の活用法 〜「合格したら終わり」ではない〜


印象的だったのが、英検の扱い方について。

先生は「合格した級でも、その後“満点を目指すつもりで”過去問を定期的に解き直すことが有効」だと話されていました。

英検は受かることがゴールではない。

合格後も過去問を繰り返すことで“弱点のあぶり出し”ができる。

合格点ギリギリだった単元も、満点を狙う姿勢でやり直せば確実に力がつく。


英検公式サイトには過去3回分が公開されています。級によっては「ちょっと簡単」と感じるかもしれませんが、それで良い。基礎を定期的に復習し、満点を取りに行く訓練が、本番の入試で効いてくるのだと。

👉「英検=資格」ではなく「英検=定期チェックツール」として活用せよ、というアドバイスだと受け止めました。




リスニングは「既存教材を使い倒せ」


リスニング力を上げるために特別な教材は不要。

学校の教科書にはすべて音声がついている。QRコードを読み取れば聞ける。
(→音声は教科書ガイドが必要)

定期テスト勉強のときこそ、本文を音読して内容を理解する習慣をつけるべき。

シャドーイングやリピートで追いかけながら「正しい音」で学習する。





長文読解は「物語文」が勝負


上位校入試では、説明文より物語文が多いという話も印象的でした。

説明文は背景知識がある子に有利になってしまう(理科系の文章など)。一方、物語文は知識に左右されず、純粋な読解力勝負になる。
そのため、難関校ほど物語文の比率が高い。


読む際のコツは「変化を探す」こと。
登場人物の変化、時間・場面の変化…。
これらがストーリーのターニングポイントになり、内容一致問題でも根拠になりやすい。

「ずっと同じコマのパラパラ漫画が100枚続いたらつまらないでしょ?物語も同じで、変化があるから面白い。そこを見つけなさい」という先生の比喩が分かりやすかったです。




英語は「積み上げ科目」


先生は他教科との違いについても触れていました。

数学は「図形が苦手でも克服すれば一気に点数が伸びる」ことがある。

国語も文章の相性次第で得点が変動する。

理科・社会も分野の偏りで得点が上下する。


しかし英語は違う。
英語は努力した分だけ、常に実力通りに点数が出る科目」。

裏を返せば、サボった分は必ず点数に反映される、誤魔化しが効かない科目だということです。

だからこそ、日々の宿題や演習を「本番を想定して時間を区切り、集中して取り組む」ことが求められる。
ケアレスミスも「本番を意識した練習不足」の結果にすぎない。厳しい言葉ですが、納得しました。




 クラス分けとテストスケジュール


最後に、塾生向けの実務的なお話もありました。秋の選抜試験結果で10月からのクラスが決定。

さらに1月・2月のテストで中3クラスが決まり、その後7月まで続く。このテストが“5か月分のクラス”を決めるため最重要。

塾に通っていない子も受験可能で、母集団が一定なので自分の立ち位置を知るのに役立つそうです。
中2の秋以降、まさにここからが本格的な勝負。親としても心して伴走せねばと思いました。





 まとめ 〜印象に残ったこと〜


1. 中2でやるべきは「文法」と「単語」

2. 例文を声に出す習慣をつける

3. 英検は合格後も満点を狙って過去問を解き直す

4. リスニングは教科書音声と英検過去問を

5. 物語文は“変化”に注目して読む

6. 英語は積み上げ科目、努力がそのまま結果に出る(毎日触れよう)

7. 定期テスト・模試は「時間を意識した練習」で挑む



英語は裏ワザが効かない科目。だからこそ、真面目に積み上げた分だけ伸びる。
サボった期間の倍、取り戻すのに時間がかかる」という先生の言葉が、強烈に胸に残りました。

また英検はつい、「受かったから終わり」と思いがちですが、合格=通過点
むしろその後の「満点トレーニング」こそが真の力をつける道なのだと痛感しました。


クローバークローバー

この話を聞いた先週から、それまで甘々だった英単語/連語の小テスト対策を本気で改めました。Grit2500の1000以降の暗記方法で、ある工夫を加えました。

まずは毎日、範囲の単語に触れました。
かなり時間をかけましたが、良い結果に繋がったそうで、息子も「ここまでやれば覚えられそう!」と話していましたウインク
1人ではできないので、ここは親が伴走します。

毎回の英単語・連語小テストで💯を目指す!
まずは小テストを本気でやっていこうと息子と確認しました。