顧客志向が大切とばかり
顧客ニーズに合わせた製品開発に取り組むメーカ、技術者は多いと思います
でも、なぜか売れない
喜ばれない
その大きな理由の一つが
顧客満足すべき対象はニーズではなく
実は、ウォンツにあるということです
顧客が実現したい欲求がウォンツであり
これは顧客の頭の中にあります
それを顧客が言葉にしたものがニーズであり
正しく変換されているかは顧客も分からないのです
言い換えれば
顧客の実現したい目的がウォンツであり
そのための手段がニーズなのです
メーカの技術者は手段実現の専門家ですから
ニーズに適った製品を作ることに情熱を注ぎます
しかし、そのニーズがウォンツに適っていなければ
作った製品は顧客の目的を実現することはないのです
したがって、メーカの技術者、あるいは営業マンがしなければならないことは
顧客ニーズから顧客ウォンツを嗅ぎ取ることであり
ウォンツに適った製品を顧客の前に差し出すことになります
これは従来マーケティングの仕事といわれていました
しかし、マーケティングセンスはどこで磨かれるのでしょうか?
特に、技術者はどのようにマーケティングセンスを身につければよいのでしょうか?
その答えが、「品質工学」です
品質工学が追求するものは、「機能」です
機能こそが、顧客が工業製品に求めるものなのです