狂躁亭日乘・ 企業としてのNISSAN 『両罰規定』で 立件へ1811210900 | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

言った通り
ぬか喜びは1日だけだったみたいだね 

東京地検特捜部
 逮捕された カルロス・ゴーン
 元日産会長 を立件するのみならず

 企業としての日産自動車も 
両罰規定で立件する方針を固めた 

『両罰規定』ってところだよな

これって すでに 
例えば広域暴力団なんかに対して
バンバンやられていて 

下っ端の鉄砲玉が 
チャカぶっ放して人を殺した なんて場合

 昔だったらば 
その下っ端が出頭するか
あるいは誰かが身代わり出頭する 

それで親分はお咎めなし
だったのが今はそうはならないんだよ

 使用者責任と
両罰規定ってのがあってね

 これだけ大それたこと 
サンシタ がやってるって
親分知らなかったわけはないわけだよね ?

上役下役ご同役 ってことで
 組長も 監督責任 とってもらうから 

こういうことになってます
荒っぽいたとえですがそういう事

今回は それを大企業にやろうってこと 

今後法律家が
難しいことを言って
説明してくれると思うけど

ざっくり言うと上に似たようなこと

ただ今回は 
ヤクザで言えば組長がやらかしたこと

 直系の重役親分も全部
連帯責任ってことになるの

 だって親分がやらかそうとしてたこと
お前たちが知らなかったわけないでしょ?

 まあそういうことだよ
最近 強姦罪という犯罪名が消えて
 強制性交という言い方になったのね 

でも輪姦 という 犯罪名は残ってるよ
 これは集団で一人の女性を
強制的に性交させる

そういう犯罪だけど 

性交してなくても
その場にいて何もしなかったら 
つまり犯罪現場にいて
止めようとしなかった場合

共犯になるんですよ
見ているだけでも共犯になります 

何もできなかった訳じゃないでしょ?
ってことで

 つまり 昔だったら 
公衆電話で通報するとか

 今なら メール打って通報すること
ちょっとの時間があればできる

 それをしなかった

ということはつまり
 実行犯と同じ 犯意を持っていた
 共有していた ということになる

企業犯罪でも適用される 
企業が何か リーガルトラブルを起こす

 その場合でもあくまで
 起こすのは社員ですよね

 じゃあその社員だけ
処罰すればいいのか?

 刑法原則で言えばそうなります
 あくまで犯罪行為が
立証できる人が対象です

 ところが 往々にして
 企業関係者の犯罪そうじゃないですよね 

組織ぐるみで 
あるいはもっと上のものが
 行って来いと言った 
あるいはほのめかすか
そうせざるを得ないような
状況に追い込んだ

 ほとんどの場合がそうですよね
 その場合 もう難しい
理屈の話をしませんが

 使用者責任が 問われます
 その直属の上司とか
その一つ上とかいうレベルではなく

 企業の責任が問われる
 検察がやろうとしてるのがそれ

 しかしおそらく 東京地検
並びに法務省 検察庁

 それだけを考えて
これをやったんではないと思いますよ

 共謀罪 初適用 です 
どこかで視野に置いてますね 

ゴーンは VIP だけど外国人です

ある意味 これで
やりやすくなったと言える
共謀罪初適用が 日本国民だと
あれこれ言われるけど 

将来外患誘致罪みたいなものにも
 合わせ技を考えようという時

先例が外国人の方が好都合
実際に適用するかどうかわかりませんよ

おそらくしない方が
 可能性大だけど 

おそらく容疑者となっている 
あの人に対して

ちらつかせることは
するはずですよ 

そして司法取引を持ちかけるんです

 すでに 日産車内で 
社長はじめ多くの反 ゴーン グループ

 捜査に協力していたことが分かっている
また 共犯者として司法取引を
持ちかけられていた役員がいたことも
分かっている 

この事実が
公になっていることは誠に重大ですよ

 つまりこの企業の役員にも
共犯者がいたことを

 企業としての日産は
否定のしようがないからです

 ゆくゆくは法廷で
それが明らかにされます
それにゴーン

自分が引き上げてやった役員が 
自分をいわば裏切る形で
司法取引に応じていることも

既に知っています

彼が役員をかばいだてする理由は
何もありません

 さらに本日11月21日時点で 

フランス大統領マクロンは

 事態を注意深く見守る  とし 

さらにルノー本社も 
まだゴーンの職を解いてはいません 

フランス政府トップ である大統領が

注意深く見守る

と言ったことの意味はとても重大で

 これは外交用語で 
最後通牒の3歩手前くらいの言葉ですから

 今後もルノー側さらには
フランス政府は陰に陽に
ゴーンを助けるはずです 

ということはつまり 

カルロスゴーン 『完オチ』 は
ないだろうということ

ロッキード事件 徹底抗戦した
田中角栄型の裁判になるかもということ

 そうなった場合どうなるでしょう ?

ちなみに皆さん
会社役員は社員だと思っていませんか?
 社員の一番 偉い人が
会社役員なんだと

 違いますからね 

サラリーマンが会社役員
つまり会社重役になる場合

 会社を一度退職しているんです
彼らは社員ではないんですよ

 ですから役員になる前に
一度退職金をもらっています 
うちの父親ももらいましたよ 

だから役員で退職すると
退職金が2度出るわけね 
その後子会社に入ったりすると
3度くらい出る 

3度目は大したことがないけど 
最初と2度目は大きいよ 

だから役員になるとならないとでは 
生涯収入に大きな開きが出ます
ま当然だよね 

しかし それだけ
会社役員は会社の経営に責任がある 

それゆえに株主代表訴訟で
役員が訴訟対象になるわけでしょ ?

会社経営者は会長社長
 CEO だけではありませんよ 

会社経営の意思決定に関与できる役員
全員に責任があります 

ということはつまり
 今回企業としての日産が
 検察から両罰規定で 
企業責任を立件される 

その企業責任とはつまり 

ゴーンによって抜擢され選任された 
存命の歴代役員全員に及ぶことになります 

次に考えられるのは 

当然のことながら株主代表訴訟です
 株主代表訴訟は今まで
何度もありました

 しかし 企業責任が
両罰規定で立件された上での
株主代表訴訟というのは

ほとんど前例がないと思いますね 
平たく言えば 現在もいる役員は

大変不利なことになりますよ 
しかもゴーンは役員報酬を
めちゃくちゃ引き上げてるでしょ? 

これって口止め料じゃないか?
お前知っていただろう?
ということになりますよ

 ポストバブル時代 
ぬくぬくやってこれた 会社経営者
 肝が冷えること間違いない

恐ろしい裁判になりますね 
ヘタをすると全財産を 
失うことになりかねません

負けたらそうなりますよ