突然態度を変え
オリンピックに参加
これから一気に流れが変わり
和平に向かう
一部そういう言説が流れる
毎度のことだよ
戦争が起きている最中でさえ
両軍からエール交換と
停戦ムードが起こることがある
1914年末がそうだった
オーストリア皇太子夫妻の暗殺という
とても感情的な契機で始まった
第一次世界大戰は
皇太子夫妻が暗殺された6月29日以後
各国国民の戦争を待望するムードと
憎悪感情の昂りはもはや
どの国の指導者も止められなくなった
ベルリンのブランデンブルク門前では
戦争を待望するドイツ人市民で溢れかえり
ロンドンのトラファルガー広場前も同じ
パリのコンコルド広場も同じ
ウィーンのシェーンブルン宮殿前も同じ
7月の終わりには
集団的安全保障体制のもと
自動的に第1次世界大戦が
始まってしまっていた
安倍総理が始めた集団的自衛権
並びに集団的安全保障体制
戦争防止や抑止には
逆効果だったことがわかる
あの国がやるなら我々だって
という格好で全ヨーロッパが
戦争に巻き込まれた
驚くべきことに
あの破滅的な戦争は
それが始まった当初
それが4年も5年も続く
大変なものになるということは
誰も予測していなかった
その年の年末には終わると思われていた
もっと言えばクリスマスには
皆国に還れると思い
始めた戦争だったのだ
1914年夏に始まった戦争は
1914年冬になっても終わらなかった
しかしまだその時には
平和への希望のようなもの
まだわずかにあるように見えた
前線はクリスマス休戦が実現
両軍は前線の向こうの敵兵のため
大規模なコーラスで歌を歌ったりしていた
この時点では
和平はそれほど遠くないように
誰もが考えていた
儚い夢でしかなかった
年が明けて1915年
戦争の歴史を一変させる
忌まわしい出来事が起きた
初めて前線で
大量破壊兵器が救われた
ドイツ軍が使用した
イペリットガス:毒ガス兵器だ
これを使用した時点で
もはやこの戦争に
19世紀末までにヨーロッパが培った
文明国にふさわしい外交的解決が
なくなったことを誰もが悟った
敵への敬意と人間的理解は
消し飛んでしまった
三十八度線は朝鮮戦争の『休戦ライン』だ
朝鮮戦争は未だに終わっていない
朝鮮戦争の司令部は
未だに日本国内にある
休戦協定は存在するが
再び戦争を始めるにあたり
必ずしも宣戦布告を必要としていない
双方あるいは片方の態度次第で
いつでも戦争が再開される
現在ピョンチャン五輪で
起きていることはそうした状況下でのこと
しかも北朝鮮は
毒ガス以上のもの
すなわち強力な核兵器と大陸間弾道弾を
完成間際にしてのオリンピック参加
これを踏まえるならば
南北統一のきっかけ
突如片方の主導のもと統一が進む
外交的手品が展開されるという見方が
どれほどリアルなのか?
米中国交正常化が突然起きた
あの外交的奇跡のように見えた出来事の
背景というか与件には
何があっただろう?
中国は核保有国になってはいた
しかし当時の毛沢東の中国は
現実にアメリカを核攻撃できる
実力を持っていなかった
米中国交正常化が実現し得た
最も決定的な理由だよね
これはよくアメリカの
外交官が言うことだけど
ロシアとの方がはるかに
実は話がしやすいんですよ
同じ白人だしね
共産主義国だと言ったって
共産主義思想そのものが
西洋的合理主義の権化ないし精華でしょ?
同じ価値観を共有できている
ナチスドイツとはそれが出来なかったのは
ナチスが基本的に
オカルティストだったから
合理主義のように見えて実は
合理主義の対局にあった
ナチス流の和平演変
つまりイギリスその他との
電撃単独講和と対ソ戦線構築が
うまくいかなかったのはそのため
ナチス副総統:ルドルフ・ヘスの
不可解な終身監禁幽閉は
チャーチル政権がナチスとの講和を
画策していた証拠を隠すため
だったんですけどね
敵の総本山イギリスに
単身降下してきたんですよ?
ナチス党副総統が
イギリスドイツ両国が
ある程度まで話が進んでいなければ
そんなことが起こるわけがない
ネトウヨみたいなやつら
未だに『自由主義的価値観』を共有
なんてこと言うね
安倍総理もちょくちょく
そういう言葉使うけど
ヘンリー・キッシンジャーは
一度たりとも公的な場で
『自由主義』などという言葉を
使ったことはありません
オリジナル英語のテキストでもあれば
検索かけて見ればすぐわかることですよ
核戦略はパワーポリティクスです
文字通りゴリゴリの権力政治
広島長崎以後使われていないことに
なってはいるが
実はどうもそうではないらしい
現在サウジアラビアと戦争中の
イエメンだとか
あるいはシリアの内戦だとか
何度か YouTube 上に
強烈な爆発とキノコ雲が
アップされたことがありました
まだ見ることができると思いますが
どうやら最新型の
発達した小型核デバイスが
使われたのではないかという説が
現在また有力になってます
中性子爆弾ならば
あり得る話かもと思います
元々あれは戦場で人だけを殺し
兵士が進駐しやすくするための道具
これがサウジアラビア側が
自主開発したものなのか?
もちろんサウジ国内ではない
失脚したエジプトの前大統領ムバラクが
コーディネーターを務めて
湾岸諸国からの資金募り
それをパキスタンに渡し
核開発を代行してもらっていた
パキスタンの核兵器は
アラブのおカネで出来ていた
ここに北朝鮮がどこまで噛んでいたのか?
アラブの春とシリア内戦が始まる少し前
イスラエルがシリア国内を
空爆したことがあった
あの時まだ存命だった
北朝鮮の金正日が異常に反応しました
かつてないほど激しくイスラエルを罵った
どうやら北朝鮮の核技術者が
爆撃現地で死んだらしい
育成には大金がかかっていただろうし
大変な損失だったはず
あの一件でわかったこと
北朝鮮はアラブ諸国の
核開発サークルの一員に
どこかで入っていたということ
おそらくパキスタンが核開発
そして北朝鮮がミサイル開発と
分業していたのではないかと
北朝鮮国内には実験用原子炉しかなかった
フル稼働したとしても
ごく少量のプルトニウムしか
生産できないはずなんですよね
あれだけ大量の核兵器が
作れるはずがない
とすると大量の核物質の
外部提供者は誰だったか?
満州にいる瀋陽軍区人民解放軍か?
はたまたロシア軍か?
横田から平壌まで
秘密フライトルートを持っている
アメリカ軍か?
最も考えられるのは
パキスタンから輸入したケース
そしてロケットミサイル技術をバーターで
誰がどう見たってイスラエルは核保有国
しかしイスラエル
他の核保有国と違っているのは
狭すぎて核兵器だけでは
安全保障ができないということ
どれほどミサイル防衛技術なるものが
発達していたとしても
全部を防ぎきることは
とてもじゃないが不可能
アラブの周辺諸国は
いろんな意味で駄目な国
単独でも集団でも
イスラエルの敵にはなりえない
それは過去の戦争が全て証明しています
その点ではトルコも同じですよ
中東最大の軍事大国ではあるけれど
核保有国ではありません
しかしイランは違います
明らかに独自核開発を進めているし
いつ核保有国になっても
不思議ではありません
独自開発を続けた国は強い
もしここに北朝鮮の核が
何らかの形で渡れば
イランはそれを改良し
ミサイルに搭載するまで
それほど時間を要しないでしょう
しかもイランの軍事施設・核施設は
多くが山をくりぬいた深い地下
イラクの原子炉爆撃したような
わけにはいきません
大深度地下施設を攻撃するには
それなりの大型爆弾に
核兵器であろうがなかろうが
大型で重たいものを持っていくには
とりわけ戦闘爆撃機でも使うものなら
空中給油は必ずしなければ
もはやトルコはあてにならず
現在イスラエルはグルジアジョージアを
使おうとしているみたいですが
何かやれば直ちに
ロシア衛星に察知されてしまいます
予想されるイスラエルイランの戦争
ほぼ確実に中東全域を巻き込み
一つ間違えば第3次世界大戦に
直結しかねません
これ以上問題を
ややこしくしないためには
北朝鮮を何とかしてもらいたい
おそらくイスラエルの本音はそこでしょう
イスラエルがそう考えている兆し
昨年春ぐらいから顕著でしたよ
もしここで極東で
和平演変が進むようなことがあれば
どう考えてもこれは
イスラエルの国益にはなりません
現在トランプ政権の中では
キッシンジャーが力を持っていて
この人は対中国和平工作をモデルに
北朝鮮に対し同じ
アプローチを採ろうとしている
マティス国防長官は
生粋の海兵隊軍人だけど
トランプの冒険的な対イラン政策
つまりイスラエル寄りの政策には
はっきり異を唱えています
同意できないと明言している
イスラエルは
中東で行動を起こす時
必ずアジアで目眩ましを
かけてくるハズです
ベトナム戦争がなければ
おそらく数度にわたる中東戦
イスラエル側の強引なアプローチは
成功しなかった
亡くなる直前のケネディから
イスラエルは自国の核政策について
厳しく問いただされていた
しかしケネディは暗殺された
イスラエルが暗殺の黒幕だなどと
言っているのではありませんよ
しかしイスラエルならば
ケネディの背後に暗殺の動きあり
という兆しは確実に
しかし彼らはおそらく
教えなかったんですよ
わざと教えなかった
その結果ケネディは暗殺
ほどなくベトナム戦争が始まった
あの戦争のおかげで
イスラエルの中東政策が
どれほどイスラエル本位に進められ得たか?
計り知れないほどです
あの当時イランはパーレビ王朝
最も親イスラエル的な軍事大国
現在はその反対です
中東で唯一
イスラエルを直接滅亡させる
能力を持った国です
何としても決着をつけねばならない
イスラエルはそう考えているはず
そのためには極東で
大きな出来事が起きてくれる方が
イスラエルにとっては好条件好都合
極東での一時もしくは永久停戦
キッシンジャー的やり方での
イスラエル解体につながりかねない
彼らはそう考えてます
キッシンジャーは2012年の段階で
10年後にイスラエルは存在しないだろう
と言っていた人です
彼はユダヤ人なんですけどね
キッシンジャーは
ロックフェラー財閥の代理人です
元々ネルソン・ロックフェラーのブレーン
ピンチヒッターで40年間以上
権勢を欲しいままにしてきた
デイヴィッド・ロックフェラーと
そのブレーンであった
ズビグネフ・ブレジンスキ
しかしデイヴィッド・ロックフェラーも
ブレジンスキーも死にました
その系列の人物クリントン夫妻や
オバマもやがてパージされる
オバマはもともと親イスラエルではない
それを言うならブレジンスキもそう
もっと言えば息子ブッシュもそう
そういう時イスラエルは必ず
『9.11』式のちゃぶ台返しをやってきた
そして一気に自分達有利に動ける
環境を作ってきた
今更言うまでもなく
トランプはかつてないほど
親イスラエル的な合衆国大統領です
ヒラリー・クリントンは議員になる前
むしろアメリカ保守本流的に
イスラエル批判を繰り返していた
イスラエルはそのことを覚えていた
だからトランプを応援したし
トランプをおそらく陰に陽に
守ってきたはずですよ
ですから仕上げは
トランプ政権のうちに
成し遂げなければなりません
トランプもどちらに転ぶかわからない
最初イスラエル寄りで
後から保守本流に取り込まれた
レーガンの前例があります
トランプはおそらく
アメリカに余力がある状態で振る舞える
最後の大統領になるだろうと思います
今後アメリカは分裂含みとなる
そうなるとイスラエルとしても
後ろ盾として期待はできなくなる
今のうちになんとかしておかなければ
そして最後のガチ保守シオニスト
イスラエルのネタニヤフ首相も
現在立場とても危ないです
長期政権につきものの
カネの問題で捜査を受けている
どちらを向いても
イスラエルには
もはや時間がないんですよ
急がなければなりません
後戻りが出来ないようにしておく必要がある
『ラチェット工作』というやつ
9.11式というか
似たパターンの出来事で
それが今度は極東で
繰り返される可能性があります
おそらくそれは夏までに起こるだろうと
私の予想だけどね