狂躁亭深夜通信・ラミちゃん王手!1710240000 | おととひの世界

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リンクも始めましたよ

戦力的には明らかに
広島カープ有利なんだけれども
活かしきれているとは言い難い

いいにくいけれども
これはどう見ても監督力の差ですね

セリーグクライマックスシリーズ
 横浜が王手をかけてしまいました
しかも大逆転の大手
横浜は継投でも
小刻み小刻みにつないできた

結局それが全て
ツボにはまったのだから
適材適所で成功だったということ
全て結果オーライですからね

野球の監督力
特にプロ野球監督の能力の見方
判定評価の仕方

勤務評定としては
こうするのが一番妥当だと思います

まず初回から5回アタマ
ワンナウトつまり
勝利投手の規定投球回まで
そこで4点以上取られてしまったら
これは先発投手の責任

そこから中継ぎそして抑え
継投に入るんだけど
これは監督の技量で

とりわけ7回以降に逆転負け
これは監督の責任

一点リードのまま勝利に持ち込んだ試合
『最少得点差勝利試合』が
どれほどあるか?

これは先発が成功した
もしくは継投に成功した
さらには最後で逆転した

どの場合でも監督の技量

このような評価基準で
セリーグの監督を評価し直すと
監督の『能力偏差値』
みたいなものが見えてくる
パリーグまで広げると
よりすっきり見えてくるはずです

パの監督の方が能力が上ですよ
そうでない人もいますけど

ちなみに昭和40年代
いわゆるV 9 時代の
ジャイアンツ監督の川上哲治氏

私の印象だけではなくて現実に
『一点差勝利試合』が
ものすごく多かったですよ

王貞治や長嶋茂雄の印象があるので
あの時期の巨人軍は
華々しく打って勝ったような
感じがしますけど

そんなことはありませんでした
最初からリードするか
あるいは中盤で一点リードする

そのまま逃げ切ってしまうんです
1点差なんていつでもと思う

しかし川上巨人軍の場合
その一点差がとてつもなく重かった
それが『名監督の技量』なんです

基本ペナントレース中の話
リーグ戦の話ですよね
しかしプレーオフとかシリーズ
これは大リーグでもそうですけど

短期決戦は戦い方が全く違うわけです
そのことがわかっていない監督は
結局負けてしまいます

戦力が劣ると言うなら
先に連勝してしまえばいい
最終戦までいけば

戦力が優れている方が
勝つに決まっているのだから
監督がそれをよく心得ていて

弱いチームが強い相手に勝った
という日本シリーズは
結構ありました

典型的なのが
1985年の阪神対西武
当時の阪神・吉田義男監督は
最終戦まで持ち込むことを
最初から考えていなかった
甲子園の第5戦前半で

第6戦目先発投手のゲイル
所沢に向かわせています
その話を聞いた当時の西武・広岡達朗監督
『7戦目誰使うつもりなんや?』
当時の新聞にあります

広岡達朗監督
上手の手から水が漏れたと言うか?
どこかに『自分が強い』という
『横綱感覚』があったんですよ

結局所沢球場での第6戦
阪神に決められてしまいました
吉田監督は『弱者の戦略』で勝った

何年か前の
原辰徳巨人 対 渡辺久信西武
最終戦で渡辺監督は
1イニングに一人のピッチャーを
ぶつけてきました
文字通り総力戦

ところが原辰徳監督
漫然とと言うか
いつものシーズン通りの
試合しかしなかった
で西武日本一

大リーグ行きが決まっていた
上原はどこでも使えたのに
それすらしなかった

なぜ原辰徳監督ほどの人が
そのようなことをしたのか?
わからないんだけれど

結局ちょっと自分の方が強い
という思いがどこかにあったのは
間違いないと思うんで
『横綱感覚』です

短期決戦は強いも弱いもないんです
その感覚が大事なんですよね
サッカーワールドカップ常連だった頃の
ブラジルのペレが

    『    ワールドカップ本戦では
              強いも弱いもないんだ
     どこのチームが勝つか負けるか?
                     全くわからない

           あの恐怖とプレッシャーは
      経験した者でなければわからない 』

歴戦の強者ほど
そういう感覚なんだと思います
セリーグの現状を見る限り

ラミレス監督は
そういう感覚でいますよ