モンゴルの帝王・チンギス‐ハン
日本では源義経とか上杉謙信とか
ともかく戦に勝って勝って勝ちまくる
そんな感じに見えるけど
実は耐え難きを耐え忍び難きを忍び
最高のチャンスが訪れるまで
じっと待ち続ける
『待つタイプのリーダー』
だったことがわかっています
相手を踏み潰すことばかり考えていたのが
それまでのモンゴル武将
だから四分五裂して大きな力になれなかった
このベクトルを一つにまとめる
それをやれば
モンゴルを奴隷として虐げてきた
中国どころか
馬の駆けつける大陸すべてを征服できる
それを初めて構想したのが
チンギス‐ハンだった
競争相手を協力相手に変える
そのために粘り強く妥協点を見つけ出す
その方面の天才だった
意外だけどそれがチンギス ‐ ハンと言う男
『忍耐力の塊』と言う点では
徳川家康に近い人
巨大帝国を作ったが
人間が足りない
モンゴル人は一握りしかいない
帝国はユーラシア全土に広がった
チンギス‐ハンはそこで
革命的な統治機構を考えだした
全民族徹底平等能力主義
支配民族はもちろんモンゴル
それ以外はすべて機会均等です
階級一切なしの実力主義
中国の科挙テストシステムを
より徹底させたんです
支配領域全民族にこれを
中国の登用システムは
必ずしも平等じゃなかったですからね
そこで能力平等主義を徹底したんです
だから彼の周りには全ての民族がいた
ドイツ人までいた
タタールロシアもいた
部下の子孫から後に
ロシア皇帝に正式になったものまで
チンギスハンの実験は
後の『国民国家』が可能であることを
あの時代に証明していた
彼は単なる野蛮人ではありません
偉大な先覚者ですよ
モンゴル人と言えば戦争だけど
実はそれまでの歴史上最強の
諜報帝国だった
戦を仕掛ける前から
相手国のほとんどが買収されていた
国境の外の情報も一日経たず
首都に届いていた
この諜報組織はロシアに受け継がれる
後の KGB・FSBの前身
ロシア諜報警察・オフラナ
イワン雷帝の依頼を受け
この組織を作ったのは
モンゴル系下級士族だった
オプリーチニキ・皇帝親衛隊隊長
後にロシア皇帝となる
ボリス・ゴドゥノフでした
全部モンゴル流儀で作った
西洋人はチンギス‐ハンを忌み嫌うけど
彼は近代国民国家の
先駆的実験者のひとりですよ
とりわけアメリカ合衆国や
ソビエト連邦の様な
『超大国』の鋳型を作った人
そのチンギス‐ハンが
最も苦労したのが『墓』だったという
ともかく全世界であれだけ
大虐殺をやっている
人類史上最も
多くの人の恨みを買った人物でしょうよ
巨大な墳墓をつくったところで
墓暴きをされるに決まってます
人類史上最大の征服者として
遺体損壊は避けねばならない
後世の自らの評価にも関わります
そこで彼は小さな部族の知恵をいれた
ウマの親子のテレパシーです
あえて墓を作らないことにした
皇帝が一人死ぬ
身内だけで砂漠の彼方に持っていく
ここでというころで
連れてきたいくつかの馬の親子
親の前で子ウマを殺す
残酷だけどそれと隣り合わせなのが彼ら
母ウマは悲しみます
どうしてかわからないけど
彼らはその場所と時間を
記録・記憶している
毎年命日にその母ウマをみんな連れて行く
子うまが殺されたところで
母馬は激しくいななきます
そこでモンゴルの王族は
墓石なき墓標の前に額ずいて
墓参りをする
母親が死ぬ頃にもう一度
同じことをやる
何の記録も目印もなくとも
馬の親子のテレパシーをもとに
その場所にたどり着ける
残酷だけどさすがはチンギス‐ハン
用意周到にして慎重です
問題はこのメカニズムが何だったか?です
実効性があることだったらしい
超能力でしょうか?
それとも何らかの『記憶』でしょうか?
ウマに接したことがある人は
ご存知だと思うけど
彼らは特殊な
強い記憶力を持っています
イヌは飼い主が世話をしてくれる人が
近づいてくると大はしゃぎします
よく覚えてますよ
しかし何年も何もしないと
忘れてしまうことがあります
長期記憶にちょっと問題があるみたいです
ところがウマ
かなり長いインターバルがあったけど
覚えていてくれたなんてことないですか?
一度乘せた人の記憶とか
一番多いのは
寂しかった時心細かった時に
話を聞いてくれた人のこと
びっくりするほどよく覚えています
それを付き合ってやるとね
たまにしか会わない人でも
覚えていたりするんですよ
しかもその記憶が長持ちする
イヌとはちょっと違うパターンの
記憶力があるという感じ
どうやって記憶しているのか?
そのパターンがちょっと違う
場所とかいろんなことまで
ひっくるめての感じかな?
モンゴル人はそれを知ってたんですね
付き合い長いですからね
王族の葬儀には馬を殺すけど
めったにそんなことはしませんよ
犬や馬ならまだわかる
とりあえず大脳はそれなりに発達している
しかし虫さんたちはどうでしょうね?
虫の知らせってくらいで
彼らは人間が考えるところの
発達した知能は持っていない
とりあえず言語があることが
わかっているのは
ハチくらい
その他はそんなもの持っていない
しかし伝達物質は持っている
フェロモンです
アリが化学物質の濃度の
緻密な集計結果をもとに
戦争の勝敗を予測する能力を持っている
これには明らかに
知的ネットワークが関係しているけど
『ケミカルセンシング能力』は
他の昆虫も持ってるんですよ
蝶や蛾の仲間
幼虫の食草は驚くほど狭く決まってます
雑食性のチョウはほとんどいません
アメリカシロヒトリなんか
例外ですけどね
特定の餌になる植物が出す
固有のわずかな化学物質の匂いを元に
チョウや蛾の仲間が産卵します
ギフチョウの食草
滅多に見つけることができない植物ですよ
しかも広がっていくスピードが遅い植物
どうして正確に産卵できるんですかね?
できなければ絶滅ですよね
とてもわずかな
人間の作るあらゆるセンシング装置の
能力を超えたもので
彼らはそれを見つけるんですよ
毎年特定の時期に・確実にね
とてつもない能力ですよ
この能力こそ
昆虫が生き残ってこれた秘訣なんですよ
他のあらゆる脊椎動物でも
ムリですからね
ある植物が常に物質を出している
そのとてつもなくわずかな匂いを元に
蝶や蛾の仲間がやってくる
それを餌にする昆虫は
その昆虫が出すわずかな匂いを頼りに
またやってくる
自然界には間違いなく
このケミカルネットワークがあるんだけど
そのほとんどはまだ
わかっていないんですよ
植物にも植物性のダニが付きます
カレらを食べる虫もいて
ダニとその虫の間で
そういうネットワークがあることが
解明されているぐらいです
センサーが開発できないんだから
わからないんですよ
タカが虫けらと思ってはいけません
我々がセンサーを開発しようと思ったら
彼らを参考にするしかないんですよ
はっきりしていることは
植物と昆虫の間
この間には確実にそういう
ケミカルセンシング情報ネットワークが
存在しているということ
それはおそらく1つの森林とか
もっと広げて一つの自然環境領域
その範囲内では確実に広がっている
ばっちり張り巡らされている
実在の化学物質のネットワークとして
と言うより
『情報の緻密なネットワーク』
として存在している
現時点で予測がついているの
そこまでなんです
ほとんどがこれからの分野
知ったような顔するのまだ早いですよね
人類はまだ知らないことばかりなんで
人間だって動物の端くれである以上
その情報ネットワーク終端端末
ではあるわけです
何かしらを感じる能力の
わずかな部分は残っているかも?
馬にはおそらくあるようだし
私も現実に経験があるけど
近くの里山で山火事が起きた
幼い頃に経験しました
子供仲間と出入りしていた山です
その1日前から
おかしな事ばかり起きていた
山の奥まったところにしかいない虫が
沢山麓にいた
そればかりじゃありません
シマヘビやマムシが一生懸命
下の方に下の方に逃げていく
蛇だけじゃありません
田んぼの側溝をカメが必死に
下に向かって歩いてたんですよ
1匹2匹じゃなかったです
彼らも何かを感じていたのは確かです
おそらく火事が始まって
いたんじゃないかと思います
小さな焚き火ぐらいの段階で
まずダニレベルの小さな虫が
次にありんこレベルの虫
芋ムシレベルの虫
『非常事態化学物質』を
おそらく出している
ネットワークの中にいる者は
それを感知して動き出す
その上位にいる動物が動き出す
その順番じゃないですかね?
人間にそのセンシング能力がないってだけで
もちろん私の勝手な仮説だけどね
おそらくこの先研究が進めば
結果が出てくるだろうとは思うけど
モンゴルの馬の親子の話
視覚情報位置情報だけでは
多分ないだろうね
より立体的なものだろうね
馬が迷子になって死んだって話
聞かないもんな
インターネット作ったぐらいで
大きなカオしない方が
いいんだろうね我々も
ネットワークというなら
彼らの方が先輩なんだよ
そういえば人類を滅ぼすであろう
イエローストーン巨大火山
3年ほど前から
バッファローやグリズリーが
一斉に山を降りてるって話あるよね
遠からず何か始まるのかもしれないね
たかが虫けらと思ってバカにしないこと
サソリ類の単眼
胴体の上に2つ
前方馬蹄形に8つ
ものを見るための装置では
必ずしもないんだよね
前にも言ったけどあれGPS なんですよ
遠くの恒星の光の偏差をセンシングできる
だから少し移動しても元の場所まで
真っ直ぐ迷わずに
帰ってくることができるんです
おそらく天体の地球自転に伴う
移動まで計算してるんでしょうね
夜間に数キロ移動することがあるそうですよ
明け方までには帰ってくることできる
これだけの装置あれば
それは3億年間生きられますわな
より高等動物といわれる
生物だってもってはいない
日本本土にサソリがいないのは
産卵期に梅雨なんで
星が出ていないかららしいんだよね
産卵時期晴れている時所には
全世界どこ行っても
サソリはいます
日本だと梅雨明けが早い
八重山諸島以南
虫の知らせとは関係ないけど
サソリも昆虫も
人間よりも千倍
放射線に強いですよ
一寸の虫にも五分ドコロではないね