狂躁亭日乘・西部劇方式の戦争170123 | おととひの世界

おととひの世界

リンクも始めましたよ

トランプは決して
戦争を望まないわけじゃなくて
とてもムシのイイ戦争を望んでいる


何度も言ったけど
『ラストマンスタンディング』
というやつね

同名映画があったけど
どっちがどれくらい手負いであろうが
最後に立ってる奴が勝ち
先に倒れちまったら負け

トランプの後ろ盾になっているのは
ペンタゴン以下陸海空軍海兵隊
FBI
これはどうでもいい

彼らは全世界からできるだけ
手を引こうとしている

ただ負けっぱなしで引き下がる
つもりは最初からないんだよ

ベトナムでそれをやって失敗した
華々しくどこかで勝ち戦
やらなきゃ

そう思っている

本来ならばそれが
湾岸戦争になるはずだったんだ

戦後アメリカがやって来た戦争

自国が滅ぼされるかも
しれないような強大な相手には
1度も戦争を仕掛けていない

朝鮮ベトナムアフガニスタン
イラクグレナダ共和国
そしてキューバ

はるかに格下の相手

しかしはかばかしく勝ててはいない
ロシアはそもそも
アメリカを何度も滅ぼすだけの戦力
現在も現実に持っている国

それに向かってどうこうする
というのは勇ましくあるが
現実的ではありません

しかしネオコンやら
身の程知らずのヨーロッパからの
亡命貴族や国務省の妄想狂グループが
それを仕掛けようとしているんで
引きずり降ろされたんですよ

オバマ&クリントンの民主党政権がね

かといってペンタゴンだって
このまま引き下がろうなどと
おそらく思ってはいません

このまま引き下がったんでは
アメリカの信用は
地に墜ちるどころではなくなる

どこかで勝ち戦をやって
引き下がらないと
大変惨めなことになる

それは戦後のフランスとイギリスが
証明しています

ともかくロシアは
最初のターゲットにしない
全面核戦争になって実も蓋もなくなる

それにロシアの経済規模はすごく小さい
それは旧ソビエト連邦の昔から
それほど変わっていない
軍事大国ではあっても経済小国
それがソビエトロシアです

だからこそ
アメリカのステークホルダーに
選ばれたんですよ

『ステークホルダー』というのは
経営学上は割と新しい概念だけど

考え方としては昔から
イギリスとカリブの海賊の同盟

レパントの海戦で
スペイン無敵艦隊を破ったのは
肩に刀を置かれて

『  汝そっ頸この場にてはねられるか?
    それともワラワの海軍の提督となりて
    祖国を救う英雄になるか?
    この場にて選べ!  』と

エリザベス一世に言われて
海軍提督になったキャプテンドレイクが
もとより海賊だったことからも
わかる通り

海軍というのは元々
海賊稼業から出発したものです
やっていることはほとんど同じですから

ただ海軍同士ではルールがある
相手の船に乗り込んでチャンバラをやる
そして形勢決まったところで艦長に
 
『  ここであなたが降伏すれば
     あなたと乗組員の身の安全は
     保証します 』

そこで負けた方のキャプテンが
乗組員をよろしくお願いいたします
と言って相手に刀を渡し
降伏するんです

そのルールに従わない者か
カリブの海賊に代表される
海賊なんだけど

あの映画に出てくるカリブの海賊
なんと大英帝国海軍と
同盟を結んでいたんですよ

そしてバハマやバミューダにある軍港
共同管理していた

共通の敵・スペイン艦隊が
存在したからです

このように巨大な新たな挑戦者を
蹴落とすために

ナンバーワンとナンバーツーが
結ぶ強者同士の同盟を
『ステークホルダー』という

利益相反にならない
共同体的関係の場合でも
使うけれど

軍事や経営の戦略上の話としては
『ナンバーワン・ツー同盟』
のことを指すことが多い

割と代表的な例をご存知のはずですよ『UNITED NATION・国際連合』です
国連のマークには真ん中に
地球が書いてある

あの地球儀赤道が真ん中ですか?
違いますよね

北極海が真ん中です

北極海はアメリカと
ソビエトロシアの地中海なんですよ
それを中心とした世界管理機構
というのが

あの国連マークの意味です

ユナイテッドネーションは
そのまま読めば連合国

すなわち連合国は全て平等である
はずだけど現実には
そうはなっていない

アメリカとイギリス両国は
戦時中あれだけ緊密な同盟国だったので

エジプトで革命が起きて
エジプトの若い民族指導者ナセルが
スエズ運河武力占拠に動いた時

イギリスとフランス両国は
直ちに軍隊を派遣した

英仏両国は
アメリカは当然味方になってくれる
と信じていた

ところがアイゼンハワーのアメリカは
動かなかった

エジプト独立は世の流れである
それに中東秩序に連合国が
過剰介入することは
望ましいことではない

アメリカはそういう考えから
軍隊を送らないことを通告

それを見た
ソ連のブルガーニン首相は
イギリスのイーデン首相に対し

 『  48時間以内に英仏両国が
     スエズ一帯から撤退を開始しない
     場合はあるいはバーミンガムは
     水爆の灰になるかもしれない  』

こういって直接イギリスを脅迫し
両国は引き下がらざるを得なかった

戦後の国際秩序は
アメリカとソ連を
ステークホルダーとして回っている
ということを

世界中に知らしめた事件でした

ところがベトナム戦争中盤以降

ソビエト連邦は本気で
アメリカの跡目を狙うようになった

ニクソンショックでドルが暴落
オイルショックで石油が高騰

ソビエトロシアは産油国でもある
しかも産金国です

原油が高騰する時だいたい
ゴールドも高騰する
ベトナム敗戦ショックに苦しむ
アメリカを尻目に

ソビエトいち時期
非常に有利になった
そしてアジア中米南米アフリカや
マダガスカルまで

あらゆるところに
軍事勢力を伸ばそうとした
マダガスカルには露払いに
北朝鮮がついて行ってましたからね
今となったらお笑いぐさだけどね

そこでアメリカは
アフガニスタンに誘い込んで
ソビエトを行き詰まらせ

旧ソ連に替わる
第2のステークホルダーとして
中国を育てようとしたが
どうもうまくいかなかった

未来の中国をアメリカの同盟国として
大きく育てようという考えから
日米戦争は起こされたんですがね

100年かけてやってみて
どうもうまくいかないことが
わかってきた

それはペンタゴン筋の
いろいろなレポートから
出てきてますよ

しかもアメリカを脅かすほど
世界第2のGDP大国になったでしょ?

しかしアメリカを滅ぼすだけの
軍事力は持っていません

ロシアは怖いが
経済力は弱いし
現在同盟を結んでいる中国が転ければ
ロシアはほっといたって

そう考えているんですよ
知っての通りアメリカは
このままでは国家破産は避けられません

こういう場合どうしたらいいか?

カネの貸し手を
相続人もろとも
殺してしまえばいいんですよ

あるいは痛めつけて
返さなくていいと言わせ踏み倒すか?

そのどちらかです

中国はそれがわかっているから
アメリカ国債をせっせと売っている

今回安倍総理と新大統領との
正式初顔合わせに
わざわざ麻生副総理兼財務大臣が
呼ばれている

中国やロシアが叩き売りし出した
アメリカ国債を押し付けられるに
決まっています

後顧の憂いを断とうとしている

あとは『日清戦争』方式なんだろう
と思います

日清戦争勃発当時
清朝中国は現在と同じように
世界のGDP第2の大国だったんですよ

李鴻章以下
科挙官僚の日本を真似た近代化は
一応成功し

北洋艦隊という
おいそれとは駆逐できない
シーパワー確保にも成功していた
現在ほど攻撃的ではないが
現在にとてもよく似てます

しかしその海軍力が
日本に叩き潰されたことで
清朝中国のメンツは泥にまみれ
滅亡亡国一直線になっていたわけです

おそらく中共海上勢力を
どこかで叩き潰す

それもアメリカの圧倒的な海軍力を
見せつける形で

おそらくそれに日本も協力させられる
そうなると中国の信用は
ガタ落ちになるから

ほっといたって潰れる

現在毎月5兆円から10兆円の
レベルで資本が流出してるわけでしょ?

今のままでは何もしなくても
1年以内に非常事態
それはアメリカも同じです

ここでアメリカの信用持ち直させ
中国の国際的信用を叩き潰そう
と思ったら

海の上で一度決着をつけるのが
最も効果的だと

アメリカ側はSWOT分析を
やって考えているはずです

それにプーチンのロシア
現状ではあと2年持ちません
インフレが始まって
どうにもならなくなります

そしたら最後に立っている
つまりラストマンスタンディングは

アメリカということになって
アメリカ主導で
ロシアと中国を平らげる

トランプのアメリカは
そういう順番でもの進めるはず

EUはというと
今年5月に山場が来るでしょうね
どのみちこのゲームに参加する
力はないと思います

問題はアメリカ側が思い描くように
虫のいいシナリオ通りに
進むかどうかだよ

顛末がわかっていたら
ロシアがどう動くもんだかわからない
中国がやられっぱなしになって
次は自分だとわかっていて
何もしないなんてことが

はたしてあるのか?だよね