S = Strength・強み
W = Weakness・弱み
O = Opportunity・利用できる機会
T = Threat・脅威
『SWOT分析』
向こうの軍事戦略家とか
あるいはビジネススクールなんかで
ごく普通に使われているらしいよな
ともかく上の4つを書き出して
いくわけだ
それを出発点にして
ことを考えていく
戦略的思考だなんだと言っても
ここから始めないとダメだという
もっともこのSWOT
それぞれに
長期と短期があるんだけどね
長い目で見た脅威とか弱みとか
喫緊に迫っている課題であるとか
分けて考えるんだけど
これはアメリカあたりでは
ごく基本的なやり方で
オバマだろうがトランプだろうが
普通に使ってるはずだよね
書き出してみること=可視化することで
問題はとりあえず
書き出してみないとわからない
ことが多い
そしてその問題どうしの関連性を
どう考えていくか?
解決に結びつけていくやり方
であるとかね
いずれにしても
箇条書きでも書いとかないと
わからない
人間の頭のメモリースレッドは
たかが知れている
素人将棋は10手先までしか読めないが
名人戦に挑戦するクラスの将棋指し
100手先まで読むからね
凡人はそこまでの計算能力も
メモリ容量も持っていない
だから外部に
書き出してみる必要があるんだよ
ごちゃごちゃ悩んでいる暇があったら
まず書き出してみること
大国同士でそれを考えてみると
面白いことがわかる
日本のS・strength
つまり強みは周辺国
とりわけロシアや中国の
W・weakness つまり弱みである
ことがたちどころに分かる
日本は国土が狭い狭いという
ロシアはユーラシア大陸の北方の
ほとんど押さえている
一国内の時差だって10時間以上あるし
中国だって国土の広さは
日本の何倍もだ
ただ日本はロシアやアメリカにも
負けない強みというのが
少なくとも2つはある
今日はなかでも
あまりというかほとんど
気付かれていないことの1つから
自国の海岸線の長さ
なるほど日本は面積は狭いけれども
海岸線の長さは実は大国並みなんだよ
ここで自国が自由に使える海岸線を
『有効海岸線』と規定すると
広い広いと考えられている
ロシアや中国は実は
それほどないことがわかる
中国の海岸線は
それほど長くないでしょ?
しかも沖に出たらすぐに
第三国にぶつかる
海岸線も短い上に
自由に使える海もあまりないんだ
だから今みたいに衝突しているわけね
日本ともやっているわけだけど
ロシアはもっとそうだ
黒海からまず地中海に出てくるだけで
ヒト苦労
地中海に出ても
そこから先に自由に出られる
わけではないでしょ?
スエズとジブラルタルは
イギリスが押さえているからだ
では北大西洋側はどうかというと
すぐ隣にバルト三国がある
手なずけるのはとても難しい国だ
しかも長年の宿敵
スウェーデンやドイツとすぐにぶつかる
その向こうには難敵イギリスがいる
沖の方まで自由に使える
自国の海洋などとはとても言えない
北に行けば北極海
ここはアメリカとロシアの
地中海だけど
かなり長い間凍ってしまう
港が凍ってしまうから
自由に扱えない
流氷が怖いから
自由な航海もできない
アメリカは東西両海岸の海岸線を
比較的自由に使える
この長さを比較してみると
日本とそれほど変わらないんだよ
しかも現状の海洋国際法に
照らし合せると
日本の持っている領海やEEZは
とても広いものになってしまう
ほとんど世界ナンバーワンだ
と言っていい
しかも海底火山を
たくさん抱えている
海底熱水鉱床がある
例えばアメリカや他の国が持っている
金鉱山にしても
ダイナマイトで岩石を振っ砕いて
できる1トンの岩滓から
出てくるのはせいぜい
数グラムから数十グラムだ
ところが日本の熱水鉱床近くの海底土
その10倍ほど見つかる場合がある
だから数年前
領海に関する国際法規の
見直し会議があった時
中韓がタッグを組んで
猛烈にやってきたよな
海底金が欲しいんだ奴らも
ところがわが外務省あの程度の
レベルの低い交渉能力なのに
満額回答以上の主張を
通すことができた
おそらくここには
アメリカやイギリスなど
日本の海底周辺の金鉱山に
目をつけている連中が
後押ししていたと思われる
もちろんすぐに採掘ができなくとも
可採埋蔵量割り出すことは
割と簡単に
おそらく彼らは
それを担保にということを
目論んでいる
国内に金がもうあまりないからだ
海というのは
そういう場所でもあるんですよ
今後間違いなく中国やロシア
そして日本アメリカの
角逐鍔迫り合いの場所になります
今までもそうだったけど
今まで以上にという意味でね
南沙諸島や尖閣諸島はその前哨戦
尖閣諸島なんて島自体が
くだらないちっぽけな島だけど
ウシロにはかなり大きなものは
ついてるんだよ
単なる海の広さとか
海底油田ガス資源とか
縄張りの問題だけじゃないんだ
おそらく今後の
地球の通貨覇権の未来行末が
かかっている
日本の広大な周辺海域とは
そういう場所なんですよ
日本はけっして
狭い国じゃありませんよ
自国領海を丸ごと資源と考えた場合
おそらく世界でも一、二を争う大国です
問題は現状の政府が
それをどう守るか生かすかを
どこまで考えているかです
私は戦後
日本の右翼たちが叫び続けてきた
ロシアこわいぞー!という主張ね
なるほどロシアは怖いですよ
終戦間際に満州チシマで
ああいうことやってきた奴らだ
戦争というのは
ゴジラみたいに
気まぐれに敵が上陸してきて
発生するものじゃありません
ノルマンディ上陸作戦
あるいは元寇見てれば分かるけど
敵前上陸作戦というのは
軍事作戦の中では
最も難しい部類に入ります
大変危険な作戦で成功率は低い
失敗すれば数十万から100万の
兵卒を失いかねない
滅多に成功しません
イングランドを占領した
ノルマンディー公ウィリアム
毛利元就がやったパーフェクトゲーム
『厳島の戦い』
成功例はほとんどないんですよ
それだけの事やるからには
もぎ取るかなり大きなものが
なければなりません
ただ北海道上陸占領するだけでは
それに見合うものがないから
今までやらなかった
そういうことですよ
強固な国家意思がないところで
戦争は起きないんです
ただこれから違ってくると思う
ずっと前あの落合信彦氏
かつてのソ連のことだったけど
日本に利用価値がある間は
絶対にソ連軍は日本に
襲いかかってはこない
そう言っておられましたよ
私も通りだと思います
現状今どうでしょ?
JRは過疎化路線を続々廃線にする
農協は打ち捨てる
沖縄以上に現状
北海道は中央政府に
切り捨てられつつあるんですよ
ここへこの間下関でプーチンは
ガスパイプラインだとか
サハリン直通弾丸地下鉄だとか
言ってきたでしょ?
明らかに北海道に対する
見方を変えてきています
ブッチャケ言っちゃうと
ソフトに占領する気ですよ
ここへきて急に方針転換してきたのは
理由がある
それは日本が衰えつつある
という現状です
全面的に日本を敵に回すとまずいから
ソフトに韜晦しつつ
融和的に占領してしまおう
というのが敵の目論見です
ロシアとの間に平和条約が
ないんだから潜在敵国ですよ
もう1つロシアは
強力な国立の科学調査機関が
地球全体を徹底調査観測している事
忘れてはならない
彼らはたびたび主張しているが
地軸が現在急速に傾いていること
彼らはおそらく
それでコリオリ力が変化して
上空の気流寒気団や
海流の流れが大幅に変化していること
おそらく調査し尽くしている
もう1つは彼らの宇宙観測能力です
太陽が急速に
これが一時的かどうかわからないが
急速に活動が衰弱していることを
掴んでいる
その結果17世紀の
テムズ川凍りついたという
マウンダー小氷河期と似た事態が
やってくることもわかっている
イギリスとほぼ同時期に
発表しています
するとどうなるか?
彼らバルト海・北極海・北太平洋に
面した港のかなり多くが
使えなくなります
背に腹は代えられないから
おそらく日本の港を使いたい
もちろん北方領土も返さない
かと言って戦争やって
ぶんどるのはリスクが大きすぎる
そこでサハリンからの
パイプラインで
エネルギーをロシアに依存させておいて
言うこと聞かせる
かくなる上北海道の港まで
使わせてもらう
そういうことを考えているはずです
先般の下関ではそれがやや見えましたね
安倍政権がそこまで考えて
ロシア交渉やっているのかどうか?
ロシア交渉過去数百年で
かなり劇的な転換点に来てますよ
SWOTをちゃんと考えておかないと
騙される一方になっちゃうでしょうね