先日、読者様からご質問がありました。
「 お墓にサラシが巻かれているところ、初めて見ました!
ビックリ ‼ これはいつまで巻かれているんですか?」
先日据え付けさせて頂いたお墓の開眼法要がございましたので、詳しくご説明致します。
先ず、ご質問の答えは、 開眼法要まで です。
では、どうして巻くのかという ? が残りますよね。
これには2つの考えがあります。
一つは、儀式の習わしとしてのものです。
よく、開眼法要当日に巻かれる業者がいらっしゃいますが、こちらの考えでしょう。
その方が、サラシがキレイですからね。
でも、私は以下の理由でサラシを巻いています。
建てたばかりの墓石は、魂が入りやすい状態になっています。
その家の故人が入るべきところ、
その前に、他の魂が入ってしまったとしたら、あなたはどう思いますか?
ここで言う魂とは、迷い霊
「 このお墓に入れば供養してもらえる 」
と思い、迷い霊も入りたいのです。
私は、これを防ぐためにサラシを巻いています。
そして、開眼法要の時、一番良いタイミングで、サラシを外します。
開眼法要までの間、お墓を守り続けてくれた有り難いサラシは縁起物として重宝され、
妊婦さんの腹帯に使うと安産になるとも言われています。
ご先祖様を守ってくれたサラシが、新しい生命を守り、
過去から未来へと繋げる絆になるのです。
私の工房にお墓の展示場がなく、完全受注生産にしているのも、上の理由からなんです。
お墓は、展示場に建てても同じこと。
魂が入りやすい状態になり、「誰も入っていませんよ。入って下さいね。」
と言っているようなもの。
展示品は、あくまで展示品で、
私は、商品にならないものと考えます。
お墓は、見えない部分が一番大事とは、よく言ったものです。
基礎やカロート、耐震、免震を考えた据付もちろんですが、もっと大切なことがあるんですね。
合掌

