歌舞伎を極めた酔っ払い。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-歌舞伎

 どのような場合でもその道を極めると言うのは並大抵の事ではない。歌舞伎役者の市川海老蔵さんがNHK番組の「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演していた時の事を思い出す。

 日本の伝統芸である歌舞伎の世界で、父「團十郎」から継承した「美と力」を融合させ、海老蔵流儀を確立させた、いま最も注目されている男に一体何が起こったのか。

 わたしのトラウマは酔っ払いと鼻血である。父が大酒呑みで、酒が入ると人格が変わり暴力を振るう。しかし、その対象はわたしだけに留まっていたから、酒でのトラブルは殆ど聞いたことがなかった。パトカーを蹴飛ばして留置場の世話になったという噂を聞いたことがあったくらいで、特に外で大暴れや喧嘩をして逮捕されたという話は聞いたことがなかった。

 鼻血は一度出血すると貧血を起こすほど大量に噴出し、病院へそのまま搬送となる。だから今でも鼻先に温かい違和感を覚えると胸がドキッとしてしまう。

 さて、ニュースで既にご存知の方も多いと思うが、顔面に大怪我を負った市川海老蔵さん、最初は交通事故でも起こしたのだろうと思っていたが、どうも喧嘩に巻き込まれたらしい。それも見知らぬ男から一方的に殴られ、鼻骨骨折、前歯の欠損、顔中が傷だらけだったようだ。

 事件が起こった時点で110番していないことから、店内でのトラブルのようであるが、怪我の度合いから見ても、一方的に殴られたものと思われる。

 海老蔵さん自身の酒癖がどうか知らないが、入院までしなければならない程の喧嘩となれば、相手は素人ではないのでは…、やくざかそれに近い集団。ただ、最近の素人は加減というものを知らないから、やくざより恐い場合もあり得るが。

 とにかく、酔った勢いで双方に負があるにしても傷害事件に発展しており、ここはきっちりと潔さを見せて、殴った男(たち)も出頭して事件を解決してもらいたい。

記者会見に臨んだ父親の「團十郎」さん曰く、「酒は涙か溜息か」と洩らしたかは知らないが、体調不良を理由に打ち合わせをキャンセルした後の出来事だっただけに、厳しい言葉で息子を叱ったようである。