野党に転落した自民党の勢いは下降の一途を辿っているが、それは与党に登り詰めた民主党も同じことが言える。
どんな政党が政権奪取しても、勢いは最初の内だけで、我儘な国民を十分納得させることなど土台無理な話しである。
谷垣総裁になってからの自民党は、一致団結どころか内部分裂ばかりを繰り返し、谷垣氏に対する不満が蔓延。
そしてこの体裁ばかり気にする政党では、これからの選挙を有利に闘えないと判断するや、離党する議員が続出し、それに留めを刺したのが舛添要一氏。
総理大臣になって欲しい政治家ナンバー1の彼が、堰を切ったように「新党改革」を結成。
全面に掲げた「金のかからない政治」「企業献金の禁止」などだが、理想論に酔ったようなマニフェストは民主だけにして貰いたい。
期待感だけ抱かせて後に簡単に裏切る口先だけの政治家が多い中で、舛添氏にはそうなって欲しくないと切に願うばかりなのだが。
今この国に不足しているのはバイタルな政治家だろうと思う。
一心不乱に打ち込む姿勢は活気に満ちており、「政治が好きでたまらないから政治家になった…これはわたしの天職である」くらいの言葉を聞きたいもの。
改革を前面に掲げている新党の諸君には、捨て身の覚悟がおありだろうから、とことん信念を貫き通し、国民に全てを捧げる気迫で政治に取り組んで貰いたい。
日本を取り巻く新党乱立の渦は、政治を更にカオスの世界に引き摺り混むリスクもはらんでいる。
自民は野党の意味を履き違え、民主は与党になり切れない。
これほど低レベルの政治に国民を付き合わせなないでくれ。
支持率が20%を切ったら、自動的に解散総選挙という法律でも作れば、政治家たちも変わるだろうか。
