月日の経つのは早いもので、「天国の地図」を出版してから早4年が経過した。
丁度4年前の今頃わたしは心躍らせながら、二月下旬に降った雪が融けきらず、凍りついた状態で残っている道を足元に気をつけながら書店へと向かっていた。
出版社から「複数の書店で平積み或いは面陳されます」と聞いてはいたものの、半信半疑であったから、この目で確かめるまでは信用していなかったのである。
それもそのはずで、無名の人間が本を出版したからと言って、何処の馬の骨かも分からない人間の本を限られたスペースを割いて本を置いてくれるはずもないからである。
書店は利益優先であり、売れない本など置くことはない。
ましてや日本では最も売れない詩集であり、まったく話題性のない本には見向きもせず、所詮出版社の倉庫で眠るのがおちである。
複雑な思いを胸に馳せながら、吐く息は白く春をまだ遠くに感じながら書店のドアをくぐった。
瑞江の駅前には「歩BOOKs」という比較的大きな書店があり、本好きの人たちで常に賑わっていた。
先ず目に入ったのはその頃ブームになっていた韓国ドラマ「天国の階段」などであり、店の一番目立つ所に高々と平積みされていた。
さて、自分の本は何処かと探し始め、少しずつ目を凝らしながら、奥へと進んで行くと、出版社の言ったとおりに、平積みされていたのである。
自分の本がこのように、周りのベストセラー本に囲まれて置かれているのを目の当たりにすると、その瞬間から別世界に入り込んだような感覚に襲われるのである。
嬉しくもあり恥ずかしくもありと、これは出版経験を持った人でないと分からないだろう。
そして、友人や知人からお祝いの言葉が届く。
「書店で見た」「早速買いました」「表紙が素敵」などなど。
母校から詩の創作依頼があったり、サインを求められたりと日常が少しずつ変化して行く。
ブログを通して購入してくれた人たちも多く、ファンが増えて行くに連れて、創作意欲が益々高まっていくのを感じていた。
ファンの方たちから次回作を早く読みたいと言う待望の声が届き始めたのは、出版後2年を過ぎた辺りからだった。
現在多くの作品が出来上がっているが、もちろんわたしにとって詩や小説を書くのはライフワークであるから、残りの人生をかけて全ての作品をこの世に送り出すつもりでいる。
作品が多すぎて、次回作を何にしようか正直なところ迷っている。
この際だから、ファンの皆さんにお任せしてリクエストの一番多い作品を出版しようと思い始めている。
詩集か小説か皆さんどちらが読みたいでしょうか。
以下の作品の中から選んで見て頂けませんか。
詩集
「何億光年もの彼方に」「心の棘」「天国の口づけ」「天国の同窓会」「天国の涙」
「風のカルテ」「雪の花びら」
私小説
「届かなかった僕の歌(幼少編)」「届かなかった僕の歌(養護学校編)」
そして最も新しい詩集が「一途な恋の物語」
詩集は全て60~70篇で出来ております。
小説については300ページほどになります。
さて、ランキングは如何に。
記事と一緒にアップした画像は春江町にある「椿書房」のものです。
