笑顔の似合う浅田真央が流した涙。 | プールサイドの人魚姫
トリノオリンピックから早10ヶ月が過ぎた。荒川静香がもたらした最高のプレゼント「金メダル」に国民が熱狂したのもまだ記憶に新しい。イナバウアーは今年の流行語大賞にノミネートされ、日本フィギュアスケート界が世界の頂点に立った時の感動は今も忘れない。スケート連盟の不祥事が選手たちの足を引っ張るかと思われたが、そんな醜い大人たちに動じる事もなく選手個人個人はトリノの教訓を活かし大きく成長していた。荒川静香はプロへそして活躍の舞台はスケート以外でも発揮されている。翼を大きく広げた白鳥は未知の世界にも挑戦し続けているのだ。そして先日行われたフィギュア全日本選手権では、見事に優勝を果した浅田真央の姿があった。これまでの道のりは平坦ではなく、ひしめき合うライバルたちの存在。スケートリンクが恋人と言う安藤美姫、優勝候補の筆頭を飾る村主章枝など。全ての選手が荒川を追い越せとリンクの上で熱い火花を散らし氷も溶けるほどだった。日本フィギュアスケート界の未来は明るく輝いているだろうし、次々と誕生する銀盤の妖精たちに惜しみない拍手と声援は途切れる事はないだろう。笑顔の素敵な真央選手の瞳に光る涙は、力を出し切った自分へのエールだったかも知れない。

