ラストサムライとレッドサン。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


サムライ 名役者に台詞は無用、その圧倒的な存在感だけで充分だろう。ハリウッドスターの仲間入りを果し、今や最も注目されている「渡辺k謙」ラストサムライではトムクルーズがかわいい子ども役にも見えてしまうほどの演技を見せてくれた。ストーリーは至って単純ではあるが、二人に共通することは戦国の時代を生き抜き、己の正体に疑問を持つファイターと言ったところだろう。男同士の友情を描いた作品は多くあるが、1971年に公開された映画「レッドサン」を思い出す。世界三代スターが競演することで話題になった。アランドロン、チャールズブロンソン、そして三船敏郎。日本の時代劇、特に黒澤明監督作品には欠かせない役者でもあった。彼の出演している作品で一番印象深いのはやはり「七人の侍」この映画には仲代達也が通行人として登場しているがそれに気付いた人は殆どいないのではないだろうか。時代劇のもう一つの重要な役者は「馬」である。馬を如何に美しく見せられるかによって、映画の持つ魅力は大きく変わってくる。黒澤明はそれを見事にスクリーンの全てを使って表現してくれた。ラストサムライにも多くの馬が登場する。相手はロボットではない自然の生き物であるから、その一瞬を捉える手腕は監督次第でもある。トムクルーズが日本人以上に甲冑の似合う作品だったと日曜洋画劇場を見て思った。