安部政権が誕生し一ヶ月を過ぎた。美しい国作りを公約?に掲げながら、教育改革にも力を注ぐと言う。しかし、このところ新聞やニュースを見てみるといじめによる自殺、必修漏れなど教育の現場が実に脆く崩れさって行く報道ばかりが目立つ。紙の上で理解したとしてもそれは理屈のみで、現場に活かされるような事が殆ど見受けられない。東大出身のようなエリート集団には、現場の難しい現実を見ておらず、身体で覚えていない知識は空回り的な論法だけが一人歩きしている。正義を振りかざし拳を上げれば、反逆者的扱いを受け、無人島のような場所へと左遷されるに違いない。残るはイエスマンのみ。ノーと言える教師が現場から消えて行く。いじめをする者の大半は個人になると以外と弱者だったりする。つまり一人では何も出来ない甘ったれが多い。そして寂しがりやでもある。だからグループで行動をとり、権力を持った積りでいじめに走る。ストレスの発散場所が一人の子どもに向けられ、やがて自殺にまで追い込まれて最悪な結果を残すのである。弱い者ほど自制心が働かず、周りに振り回され善悪の判断すら見失って行くのだ。今の学校に求められている物は真の勇気である。いじめ問題は教師や大人ばかりに頼っていては解決を見ない。子ども達が立ち上がらなければ永遠にこの世からいじめは無くならないだろう。自分達の問題は自分達で解決する。学校の顔と家の顔、二つの顔を持った子どもは突然豹変する。それに気付かない教師や親も多い。日本が島国でなかったらおそらくこれほどのいじめ問題など起こらないかもしれない。島国ゆえの哀しい閉鎖的な風土が生んだ最も醜い産物なのかも知れないが。