感動の同窓会から一年が経ち…。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

同窓会記事どんよりとした梅雨の走りを思わせる雲が浜松の空を覆っていた。駅から数分の所にあるそれ程大きくない「ホテル・サゴーイン」に同窓会実行委員のメンバー8人が開場1時間前に集合。私はその日、朝早く新幹線で浜松に向かい彼等と合流。同窓会の最終打ち合わせでは笑顔の中ににも緊張が走っていた。参加予想人数は80名、だが実際に蓋を開けて見なければどれだけの人が出席してくれるか分からない。一般の学校と違い、養護学校という謂わば社会から見れば囲いの中に閉じ込められた特殊学級だから、そのような環境で教育を受けた自分を知られたくないと思っている仲間たちも大勢いた。それは同窓会名簿を作り始めた2004年10が頃から承知していた。一人で始めた名簿作りも徐々に協力者が現れ、住所が分からない時は現地まで足を運び探し回ってくれた先輩や後輩たち。それらの努力を無駄にはしたくない。なんとしても成功させたいと願っていた。当時私は職場復帰を果たしたばかりであったが、時期が悪かったのかまともに出勤出来ず苦労しており、体調も良くなかった。そんな私の顔色を察知した仲間たちから励ましの声が不安げな細い背中を後押ししてくれていた。開場2時、ポツポツと懐かしい顔が受付にやって来る。一目で分かる人もいれば思い出すのに数分かかる人、全く思い出せない人それぞれだ。30年も経っているのだから当たり前である。同窓会は予想を遙かに超える人数でホテルは歓喜の声で溢れかえっていた。おめでとう同窓会、大成功の影で若くして天に昇っていた魂も一緒に祝ってくれていた。画像をクリックすれば新聞の記事が読み取れます。