3年前の8月、まだ私が元気だった頃。夏休みを利用して家内の実家である柏崎に車で向かっていた。関越自動車道を軽快に黒のマツダプレマシーが日本海の潮の香りを浴びるために走っていた。ハンドルを握る手は少し汗ばんで緊張気味だった。それが最後のドライブだった。ハンドルを握れなくなったいきさつは皆さんに話して着た通り。精神安定剤をたらふく飲んで運転してはいけませんよね。お巡りさんに呼び止められたら逮捕です。そしてその3年間お付き合いしてくれたマイカーを別け合って手放しました。マンションの駐車場に取り残された車の陰影が消えません。孤独なパーキング。一ヶ月もすれば別な人の車が入ります。さようならプレマシー、我が愛車よ。私の分までこれからも何処かで走り続けていて欲しい。
