友人である江戸川レノンさんのライブに先日行って来た。その夜は4人のシンガーソングライターが出演し女性が一人混じっていた。ジョーン・バエズばりの美しいヴォーカルを披露してくれ、小さなライブハウスが和やかな雰囲気に包まれた。各シンガーの楽曲が流れいく中、丸い小さなテーブルを抱きかかえるように一人のまだ20代と思える青年が背中を丸め、何やらノートに書き記していた。この時点で彼が客なのかミュージシャンなのかは判断出来なかったが、存在感はあった。何故ならあの有名バンド「ガロ」のマークに雰囲気が似ていたからである。時間も10時近くになり、江戸川レノンさんのステージが終わったので今夜はもう終わりかなと思うと、先ほどの青年がステージに立ち、なんとギブソンのアコースティックギターを抱え、チューニングし始めたではないか。殆どのミュージシャンは弾き語りの場合座って演奏する事が多いと思う。ところが彼は立ったまま何気なく歌い始めた。学生街の喫茶店でもやるのかなあと期待していると、まったくそれとは裏腹でこれぞ現代に蘇えったフォークシンガー。70年代の熱きフォークブームを彷彿とさせる見事な歌だった。ゴミの日、これはあのねのねの「赤とんぼ」に似ているが、私のお気に入りで毎日口ずさんでいる。