木製総合遊具ブレキッズ、天然丸太平均台の金沢粋屋・佐田俊弘です。
コロナ禍ですっかり公開のタイミングを失しておりましたが、昨年の7月にブレキッズの耐荷重試験の結果が出てまいりました。
いきなり話はそれますが、私は元々雪国金沢で建築大工をしていたので、チョイスする材は無意識のうちに大きめなのです。
なぜかというと、今はそれほどでもありませんが冬場1m以上の雪が屋根に積もることも珍しくなく、雪の重みによる倒壊を防ぐためには定期的に屋根雪おろしをする風景を街中でよく見かけました。
そんな北陸では家の骨組みである構造材自体が、雪の降らない地域の構造材と比べて寸法が断然大きく、建築から離れた今でも何か物を作るときには「大きめ」「頑丈」を優先してしまうのです。
なのでブレキッズ自体の構造耐力に自信はありましたが、ぶら下がり棒と一体となった時に、いったいどれくらいの耐荷重があるのか。
これまでお客様にお伝えしていたのは私の体重が基本でしたから…
私がぶら下がって問題ないので…
「90kgまではOKです✨」
みたいな(笑)
ですから常々「目安となる数値を知りたい」と思っておりましたので、待望の試験結果でした。
今回の試験方法は
「ぶら下がり棒の中央部分に片手でぶら下がり1分間静止する」
そんな感じです。
うんてい運動の際に、棒から棒へ移る時、瞬間的に片手にはなりますが、「片手で1分間ぶら下がり続ける」という状況はあまりないように思います。しかしながら耐荷重試験の方法としては妥当だと思います。
その結果は…
本体パネルの径30mm。
これまでは「大人がぶら下がっても大丈夫です」としてきましたが、
無事100kgをクリアーしました。
床パネルの径25mm。
こちらは
無事80kgをクリアーしました。
いずれも今回は破壊検査(棒が折れるまでの検査)ではないため、そのまま継続すればまだまだ高い数値が出ていたと思うのですが、とりあえずは他社様のお品と比べても別格の結果となりました。
今回注目なのは最も細い径12mm。
0歳からお使いいただくために必須の径12mmを使った本格的なうんていは、おそらく金沢 粋屋だけだと思います。
径12mmと言えば鉛筆より少し太いぐらいの太さ。
粋屋では子ども達が安全にぶら下がれるように、ネット状に組んで(粋屋オリジナル)、棒自体にかかる荷重を分散する工夫がしてあります。
(手に触れているのが径12mm)
同じ長さの径12mm。
ネット状にしてあるものとそうでないもの。
どれくらいの違いがあったと思いますか?
径12mm単体では
31kgで破損。
でも私的には、おーぉ意外と頑張ったなぁ、という感じでした。
そして、リバーシブルパネルの径12mm…
な、なんと78kgで破損。
おおぉぉ〜耐荷重が倍以上違うんだ!
これは想像以上の結果でした
当時90kg以上あった私がぶら下がっても大丈夫でしたが、両手でぶら下がっているため1本への荷重は約45kg程度。
今回どんな結果が出るのか期待と不安が入り混じっておりましたが、これはもう十分な結果が出ました。
遊具の性質上、安全性を問われた時にまず重要なのがこの耐荷重。
価格も格が違うけど(笑)それなりの理由があるんです。
安全性もこれまた別格です✨
たかが子どもが使うもの、
「そこまで必要ないでしょ」
という方もおられます。
いやいや、そうじゃないんですよ〜
子ども達が夢中になって遊ぶ時って、いろんな動きが加わるので体重以上の負荷がかかります。それも鉛直方向だけではなく、さまざまな方向から力が加わることを想定しなくてはなりません。
ましてや子ども達の遊具は「大人がお手本を見せる」「大人と一緒に楽しむ」のはマスト。
それを考えれば当然、子どもの遊具なんだから、「子どもの体重より少し多めの耐荷重で十分」
それで安全な訳がないのです。
お子さまの複数いらっしゃるご家庭や園などでのご使用となればさらにいろんな状況が考えられますから。
子ども達が楽しければ楽しいほど、
子ども達の可能性が広がれば広がるほど、
それをしっかりと支える安全性が必要なのです![]()







