こんばんは。
今日はちょっと真面目な話。
これは、参加してくれたYちゃんが書いてくれたバースデーカードです。
可愛い
でしょ

そして、昨日 9月7日は、ある人の誕生日でした。
その人とはもう6年以上会っていません。
と、言うかもう会えません。
今から10年近く前、私はとあるサッカーJ2のチームのサポーターでした。
その頃は仕事も短時間のパートだったので、時間にも余裕があり、子供と一緒に良く練習場にお邪魔しては練習終わりの選手に差し入れをしたりお話しをさせてもらっていました。
ちょくちょく顔を出していると、顔見知りにもなり『おぅ
こんちは〜
』なんて気さくに接してくれる選手達。
ピッチの中の真剣で厳しい表情とは別人の様に、普通の若者の顔になって、差し入れのドリンク1本に大喜びしたり、疲れているだろうに子供たちと遊んでくれたりと、応援しに行ってるはずのコチラが逆に沢山のパワーをもらっていた気がします。
そんな選手の中で、高校サッカーの名門校出身で結構有名だったという1人の選手がいました。
高校サッカーの有名選手とは言え、プロの世界は厳しく、中々思う様にはいかなかった様です。
他のチームに武者修行に行ったり、下のカテゴリーで試合経験を積んだりしながら、やっとプロのピッチに立てたのは同期4人の中でも最後だったかな?
そんな彼には、何故か子供とママとかアラサー女子のファンが多かった。
練習終わりの彼の周りは子供だらけで、それを取り巻くママサポさんにしょっちゅうイジられてタジタジになってる様なタイプ。
プロスポーツ選手のくせに、うまい棒と三ツ矢サイダーとマックスコーヒーが大好きだって言う、普通のお兄ちゃんの一面もありました。
彼を応援する女子仲間たちで、スタジアムに張り出す横断幕をプレゼントした時は、本当に本当に嬉しそうで、『あ〜オレもう死んでも良いや〜』『ダメだよ〜‼️何言ってんの〜‼️これからでしょ〜‼️』なんて話したのを思い出します。
見た目はどちらかと言えば強面でハスキー犬みたい。
坊主にした時『中村獅童さんに似てるね』と
言ったら『あ〜昔から良く言われる』と言っていました。
そんな見た目と裏腹に、先輩選手やコーチからもとても可愛がられている選手でした。
やっとの思いでデビューしたものの、なかなか結果には結び付かず、2009年、チームから契約満了となりました。
契約満了のリリース後に最終戦があり、試合の後に選手がサポーターに一年間のお礼として、グラウンドを一周まわりながら挨拶をするのが恒例となっていて、その時に娘がスタンドから投げた小さな花束のお返しに、投げてくれたサイン入りのボールは、今でも大事に娘の部屋に飾られています。
娘が渡した小さな花束を、ちょっと照れくさそうに背中側で持って歩いて行った後ろ姿が忘れられません。
その後、地元に帰り仕事をしながらサッカーを続けていると聞いていたのですが、2010年7月19日心筋梗塞により21歳という若さで旅立ってしまいました。
その知らせを仲間から聞いても全く実感が湧かず、泣くことも出来なかった。
だって、まだ21歳。
きっとサッカー選手じゃなくなっても、いつか何処かで会えると思っていた。
それが突然そんなコト聞かされたって、信じられる訳がない。
現実を受け入れたと言うか、受け入れざるをえなかったのは彼のお通夜に参列し、入場制限される程沢山の参列者の列に並び、お焼香の順番が来て、目の前に彼の遺影があった時に『あぁ本当だったんだ』と思ったのでした。
まだ21歳
きっとこれからやりたい事も沢山あったはず。
それなのに何で?
神様ってイジワルだな。
もっと悪いコトとかしてるヤツいっぱいいるじゃん‼︎
何で先に連れてっちゃうの?
しばらくはそんな事ばかり考えていました。
考えても帰ってくる訳じゃないんですけどね。
少したって、仲間達が口を揃えて言っていたのは、亡くなったけど、何か側にいる気がするってコト。
『千の風になって』じゃないけど、ふと空を見た時とか、ふと風を感じた時に『あれ?』って思ったりして。
彼と関わった皆んなの中には、いつまで経っても彼の存在がいて、事あるごとに『あ〜元気にしてるかな?』『あっちでもバカやって怒られてないかな?』『でも皆んなに可愛がられてるんだろうな』なんて思っているらしい。
私は私で彼の命日ではなく、毎年お誕生日にケーキを食べて勝手に祝っています。
『大基、お誕生日おめでとう♪今年も大基のお陰で美味しいケーキを食べられるよ』って。
奇しくも昨日、講座を受けてくれたYちゃんが『人間いつどうなるか分からないから、後悔しない様に生きようって思ってる』って話をしていました。
まさにその通りです。
明日の事は、誰も分かりません。
それでも未来は今の積み重ねでできています。
後悔しない様に、毎日を丁寧に過ごさなければいけませんね。
そして人との出会いもそうですね。
出会う事にはきっと意味がある。
好きな人も嫌いな人も。
全ての出会いに感謝の気持ちを持ちたいものです。
改めてそんなコトを思いました。
皆さんが後悔のない毎日を送れる様に、陰ながら応援しています。
では、またね

