“If I had influence with the good fairy who is supposed to preside
over the christening of all children, I should ask that her gift to
each child in the world be a sense of wonder so indestructible
that it would last throughout life, as an unfailing antidote against
the boredom and disenchantment of later year…the alienation from
the sources of our strength.”
― 『The Sense of Wonder』Rachel Carson
「もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力を
もっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない『センス・オブ・
ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性』を授けてほしいとたのむでしょう。
この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、
かわらぬ解毒剤になるのです。」
ー『センス・オブ・ワンダー』上遠恵子訳(新潮社)
海洋生物学者であるレイチェル・カーソンは、
地球のありとあらゆる生命の輝きが、何よりも尊いものであることを伝え続け、
環境破壊の恐ろしさを人生をかけて告発しました。
大人こそが「澄み切った洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力」を
持ち続ける必要があることを、この本は教えてくれます。

