赤薔薇こんにちはうさぎのぬいぐるみ赤薔薇

 

病院で緩和ケアに入っていた母が20日(日)の午前中に天国へ旅立ちました。

83歳でした。

シルバーウィークで、博多に単身赴任していた兄がちょうど帰省していて…

病院からの連絡で父と兄が駆け付けて、最後を見守りました。

前日、私は大好きな鎌倉で少し気分転換でもしようと…

竹林で有名な報国寺で、秋の写真を撮りました。

山門です。

報国寺は山号を功臣山という臨済宗建長寺派の寺院で…

  

開山は天岸慧広(てんがんえこう・仏乗禅師)、

開基は足利尊氏の祖父である足利家時です。  

参道左手にある、石をくりぬいた鉢に水がたまり…

横から見ると、緑が写ってとてもきれいでしたキラキラ

上を見ても…

下を見ても、優しい緑が心にしみますおやすみクローバー

あちこちで万両の実が緑色に輝いていました。今から赤くなりますね。

心不全の苦しみからようやく緩和ケアに入った母に、先週後半2回会いにいきました。

   

それまでの苦しむ姿ではなく、スヤスヤと穏やかに眠っていて…

私は母の手を握りしめながら、いろんなお話をしたり母の好きな童謡を歌ったり…

  

苦しいだけの点滴がはずれた母の手はふくふくと柔らかくて…

いつまでも握っていたいような気分になりました。

看護婦さんたちはとても丁寧に母のお世話をしてくださり…

口の中のケア、おむつのマメな交換、清潔なシーツや枕カバー、発熱時は水枕…

報国寺にヤクシマオナガカエデの木があること、この日はじめて知りました。

きれいお願い

そして、いつも枕元のテーブルにベビーローションが置いてあって…

  

お肌をきれいに保ってもらったり、「足の色が変わってきているので

泡で洗ってみますね」と軟膏を処方して下さったり…

眠り続ける母に「やっぱり女性は最後までキレイにしていたいよね、

お母さん、良かったね」と…

お地蔵様の周りに白い彼岸花が咲いていて…

  

うまい具合に葉っぱがニコニコフフフ

ひとりの看護婦さんが、私に話してくださいました。

「お母さま、声がとってもかわいいんですよね、私たちみんな癒されていました」

もう命が尽きるのを待つだけの人間に、丁寧にお世話してくださる姿に…

心から感動しましたおやすみキラキラ

  

五輪塔群…新田義貞による鎌倉攻めの際の、両者の犠牲者の遺骨を

ここに改葬した際の供養塔です。

母のこと…

そしてここ鎌倉の地で繰り返し起きてきた争いに思いを馳せて、手を合わせます。

鎌倉の彼岸花は毎年とても遅いので…

今年も9月末くらいだろうと油断していましたタラー

この日、報国寺境内のあちこちですでに咲いている姿を見て少々慌てた私…

9月に入ってから母のことで頭がいっぱいだったので、

散ってしまわないうちにあちこち会いに行かなくては、と思っていますにやり汗

  

本堂です。

ご本尊の木像釈迦如来坐像(鎌倉市指定文化財)が祀られています。

本堂の向かって右手に坐禅道場である迦葉堂(かしょうどう)。

迦葉とは釈迦の十代弟子のひとりの名前とのこと…

手前にあるのは五葉松の盆栽。

迦葉堂には開山の天岸慧広(仏乗禅師)坐像や迦葉尊者立像が安置されています。

迦葉堂と反対側に茅葺屋根の鐘楼…

茅葺部分に昨年まではなかったネットが見られました。

  

鐘楼は報国寺で最も古い建築物で、宝暦7年(1757)に造られています。

  

本堂前に立派な生け花がありました。

本堂裏の「竹の庭」に入るため、拝観料+お抹茶代1000円を納めます。

  

竹林を右手に見ながら…

順路に沿って進みます。

迦葉堂裏の中庭。

創建当時の石庭を再現したといわれる枯山水、

正面の山茱萸(さんしゅゆ)は春先に黄色いお花を咲かせるシンボルですキラキラ

鎌倉には谷戸がたくさんありますが、この場所は宅間谷(たくまがやつ)と呼ばれ、

鎌倉時代から近代まで様々な芸術家が住んでいました。

本堂に祀られているご本尊の釈迦如来坐像は、

その谷戸の名の由来でもある宅間法眼(たくまほうげん)作と伝わります。

池に張られたネットはたぶんアオサギや狸などから守るためかと思うのですが…

ネットの上に雪崩れるように、が見事に咲いていました。

そういえば、萩もそろそろ見頃だな?と撮影しながら思い、

家に帰ってから調べてると…

もうすでに鎌倉のあちこちで見頃を迎えているみたいタラー

  

今回の台風25号で散ってしまわないといいんだけどなあショボーン

池の裏手を上がっていく小径があります。

ピンクの芙蓉の間にも小径が見えているのですが…

やぐら崩壊の危険があるため、立ち入り禁止になっています。

  

遠くからぱしゃりカメラ

ミズヒキと仲良しの彼岸花

シュウカイドウに…

ジンジャーリリー

「やぐら」は平な土地が少ない鎌倉特有のお墓で…

ここは足利氏一族の墓所とされ、開基の足利家時や

永享の乱の際にわずか10歳で自刃した足利義久の墓があるとされています。

  

あちこちに咲いている彼岸花…

崩落の危険があるのでやぐらの側までは行けませんが…

その代わり竹林前の広場に並ぶ7体の石仏様に手を合わせることができます。

鎌倉公方足利持氏は将軍の座を望んだものの、

第6代将軍が足利義教と決まると室町幕府との対立を深めていきました。

1438年(永享10年)…幕府は持氏討伐を決定し、

翌1439年、幕府軍に敗れた持氏は瑞泉寺の近くの永安寺(ようあんじ)で自害…

  

持氏の息子である義久は、幼くしてこちらの報国寺で自害しました。

  

報国寺に墓がある歌人、木下利玄(りげん)の歌碑。

報国寺は、鎌倉公方として四代・九十年にわたり鎌倉を中心として勢威を揮った、

関東の足利氏終焉の地でもあるのです。

それでは竹林に入りましょう。

15歳のときから生きづらさを抱え、8年前に不安症の発作で救急車で運ばれた私…

  

心療内科に通い、投薬、カウンセリングを続けた結果

昨年、その根本原因が生まれ育った家庭環境にあることに気づきました。

そして、娘の私から見て…母はパニック障害を持っていたと思います。

竹林の中にある休耕庵でお抹茶をいただきましょう。

母は更年期のころから眩暈がひどく…

  

亡くなる原因となった心不全以外にもあれやこれやと、

一体何度救急車のお世話になったことかぐすん

  

今年の5月に、家の中で転倒してしまい脊柱圧迫骨折で救急搬送…

専門の病院に転院して手術、リハビリを経て退院が決まったものの…

すぐに心不全の再発。

昔の人…特に女性は、忍耐強い人が多くて心不全の再発が珍しくないそうです。

それからほとんど家に帰ることなく…

20日に天国に旅立った母…

私は長い間、自分が社会不安症と闘ってきて

生きるのが辛くなることが何度もありました。

今は優しいだんなとかわいい大ちゃんのために

出来るだけ健康に、長生きしたいと思えるようになりました。

5月からずっと苦しい思いをしてきた母…9月に入ってからは

姉がいるときに振り絞るように「死にたい」と看護婦さんに訴えたそうです。

  

やっと、天国で待つ母方の祖父母のところへ送ってあげることができた安心と、

そしてやっぱり寂しさと。

母と、最期のお別れに行ってきますほんわか

しばらくコメント欄はとじますが

過去のコメント欄、メッセージは開けてありますので

何かありましたらよろしくお願いいたしますおやすみチョコ

 

カメラ;Canon EOS R10

レンズ;Canon RF-S 18-150mm F3.5-6.3

               Canon RF 100mm F2.8 L Macro

     

 

花束セキセイインコ青ご訪問ありがとうございましたセキセイインコ黄花束