「大河の一滴 最終章」五木寛之 著 | 腎炎と乳がんといっしょ♪

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膜性増殖性腎炎と43年、乳がんと9年目のお付き合いです
骨粗鬆症も治療中で、
両親の介護も始まりましたが、本やお花も楽しんでいます♬

バラの綺麗な季節ですね



さわかやな風の中、

ウォーキングしながら

あちこちで愛でています




アンネの薔薇




さて、こちらの本を読みました




大河の一滴 最終章 

五木寛之



著者の五木寛之さんは、

2024年に

中咽頭がん、ステージ2、転移疑いあり、と宣告を受けたそうです




私も8年前に乳がんがわかり、

五木さんが、どのような心境で治療に向かったのか興味がありました




五木さんは、92歳で

医師にがんを告げられましたが

淡々と受け止められます



そして、

執筆の仕事が続けられるような治療を望み、


手術と抗がん剤治療はせずに、放射線治療を選びます



私はショックを受けていなかった


疵ひとつない体だったとしても

あと何年かの命ではないか

同世代の仲間たちは、昔、とっくに世を去っている




私は、腎臓病なので、

透析の不安はいつも頭にあるけど、


40代後半で乳がんの告知を受けて、

生まれて初めて命の心配がよぎり、

狼狽えたのを覚えています


とてもこんなふうに、達観できなかった...



五木さんのように高齢で社会的な仕事がある人は少ないし、


個人差はあれど、



受け止め方、病との闘い方は

ある年齢によっては、違ってくるのかなと思えました




そして、

戦後直後に、母親が若くして北朝鮮で非業の死をとげているそうで、


生きられなかった母のためにも、

一日でも長く生きようと思っているそうです



確かに、大事な誰かのために生きようとすることは、力になります




私も告知されて、とっさに感じたのは、


「親より先に死ねない!」でしたから...



小さいお子さんや、高齢の親など保護する人がいれば尚更のことですね





この本には闘病のことだけでなく、

他の思いもたくさん書かれていました



人生の愁いについて書かれてあり、



いつも元気に前向きに、と言われる時代だが


悲しみ、悩み、虚無感などのマイナスの感情も排除せずに大事にする


そういう愁いを感じる時間をもって

人は強く生きていけるのだ


という考えは、とても心に残りました





浅い浅い感想文になりましたが、


五木寛之さんの

含蓄のある言葉の数々が、心に留まる本でした





もみじのプロペラ




お付き合い下さる皆さま、

いつもありがとうございます😊