『ほっときなさい!!
そうやって手間掛けるから
自分でせーへんようになるねん!!
クセになる!!』
と次男に叱られた私ですが
結構私は叱られてます。
主に
『お父さんはほっときなさい!!』
と叱られます。
ぶっちゃけリアルに夫をほっとくと
鼻毛は伸び放題で
髭は剃り残しが2センチになっても残ってて
小鼻の毛穴は真っ黒で
所々膿んでるし
靴下はなぜか半分まで脱いで
つま先に履いたままでテレビ見続けてるし
口拭きティッシュは小山になったままだし
こぼすし落とすし散らかすし
新聞広げたまんまでほったらかしてるから
猫がそれをビリビリにしても
『ビリビリにしたのは猫なのに
なんで僕が言われるんか解らん!?』
と言うオッサンなんだから
ほっとくと後始末が大変なんだわよ。
でね
ウチの息子は家庭的に育ててるんで
勿論ご飯の時には
私が料理を温めたり仕上げている間に
お箸に茶碗を並べてくれて
茶碗にご飯もよそってくれて
コップに氷を入れてくれて
冷蔵庫から副菜を並べてくれて
それはそれはとっても助かる。
今まで躾けて来た賜物だ。
でもね
その間
な~んにもしないで
た~だジッと座ってテレビ見てるのが夫なんで
それは昔っからそうなんで
目の前で小さい息子達がお箸や茶碗を運んでくれてても
全く気にかける事無く
新聞やテレビを見ていた。
いわゆるババの作って来た家庭では
一切合財をババが仕切っているので
逆に言えば
何にも出来ない息子と旦那だからこそ
ババが君臨出来ているって言うか
『私が全部してあげないと
あんたらは何にも出来ないから困るんやで!』
と言うタイプの家庭だった訳だ。
旦那と息子が出来ないから自分が全部仕切り
全部自分が仕切る事で
より一層旦那と息子が出来ない奴になり
更に君臨するババと言う図式になっていた訳だ。
当然そんな育てられ方をしたんで
夫は自分の事が出来ない訳で
出来る事と言ったらブランド物の収集と整理だけで
ブランド物が整理出来るのに
なんで脱いだ靴下がそのまんまなのかは
自分的に『価値』を見出している物には
神経を使えるが
自分的に『価値』を感じない事には
無関心と言う事なのだ。
夫は身の回りの事はババがやってくれていたんで
夫的には『身の回りの事』に価値は無い訳だ。
ブランド物のネクタイや時計や財布やハンカチなんかは
小袋に入って整理されて並んでて
ショーウインドウに陳列されている商品の如く手が掛けられているが
脱いだ物は黙っていたら
1週間分自室で山積みのままになっていたりする。
ブランド物のスーツやオーダー品なんかを手入れする夫の姿が
寝癖が付いたままでも平気な
鼻毛の出た小鼻が膿んでる
ズボンからランニングシャツが半分出ている状態な訳で
物凄く異様だ。
恐らく夫は
そのブランド物や高級なオーダー品に囲まれると
自分の本当の姿は
高級品の如く
本当は凄い奴なんだと思い込めるからなんじゃ無いかと思う。
まぁ
ババが亡くなってからはその呪縛からだんだんと解き放たれ
身の丈に合った様に
単に普通のサラリーマンなんだと言う事を
鬼嫁の私から嫌と言うほど知らしめられて
だんだん勘違いからは抜け出て来たが
まだまだ長年の勘違い生活から
完全に脱する事は難しい。
でね
掃除をさせれば
四角い部屋を丸く掃除し
隅まで掃除しろと言うと
わざとらしく大掛かりにタンスや棚まで動かしだして
それこそ隅まで掃除をするも
今度は
『タンスも棚も片付けるまでは義務に入っていない!』
と呆れる様な言葉を発し
私に怒られるや
『隅まで掃除しろと言うから掃除をしたら
今度は片付けとやなんて
仕事が増えてる!
最初の依頼は掃除だけやった!!』
と更にふざけた事を言い出し
私に懇々と突っ込まれて叱られるハメになる。
それでも懲りる事は無く
『かづは専業主婦なんやから
僕がそこら辺に捨てた口拭きティッシュも
脱ぎ散らかした靴下も
それを拾い集めて捨てるのが
専業主婦の仕事なんやろ?』
と言い腐り
『あぁ、そーですか。
でしたらご主人様は
さぞや左団扇で暮らして行けるほどの
高給取りなんでしょうねぇ?
それだけの口を叩くんやから
まさか嫁にヤリクリの苦労を掛けるだなんて
絶対にしないほどの収入なんでしょうねぇ?
専業主婦の仕事やろう!と言うくらいなんやから
旦那が嫁や子供が困らんほどの
稼ぎで帰らんとアカンって事を
ちゃ~んと自覚してらっしゃるって事なんですよね~!』
と突っ込まれ
要するに
ババが夫を育てるにあたって教えた物とは
権利は主張するが義務はどーでもよく
自由を謳歌するが責任と言う自覚は無く
『手間の掛かる子ほど可愛い』
と言う状況だったんだろう。
手間の掛かる子は鬱陶しいですよね。
小さい乳幼児ならイザ知らず
成長するほど邪魔臭いですもん。
『ウチの子は何にもしなくって~』
って言う保護者さんが居ますが
あれって逆に言うと
『私は子供に手を掛けているんですよ~』
って言っている自慢ですからね。
『ようしてあげるわ~
私らそんな事まで出来んわ~』
と言って欲しいからですよ。
出来のイイ子に手間を掛けるのを自慢と言うなら解りますけど
出来の悪い子に手間を掛けてるのを自慢の様に言う親って
恥知らずですからね。
バカ自慢ですからね。
でね
以前にも書いてますけど
ウチのババは
如何に息子に手間を掛けて育てたかって言う話を
するのが大好きだったんですが
その結果
『出来る子になった』
ではなく
結局
『私ってイイ母親でしょ~』
が言いたいだけの話なんで
聞いてて心の中で
『それだけ手間掛けた息子さんがあれですか?』
と、突っ込みまくってた。
『成績が優秀だった』
『親の言う事を聞くイイ子だった』
『イイ高校に入って、イイ大学に入った』
『物凄く手間を掛けて育てた』
そんな事を山ほどに聞いても
結果はニートだったんだから
そっちの方が大事だろうよ。
ババの話は
夫が大学卒業するまでの話でいつも終わる訳で
結局息子の栄光は
ババ的には大学卒業時で終わってるって事なのだ。
息子が自立しないのも
なぜかその話には自分の苦労話はしても
原因はなんだったのかや
改善策は何かしたのかの話しは全く無い。
世間にも
こんな風に
親が好きな様に育てて
後は知らんとほったらかした奴を
配偶者に持った方は
私だけじゃなく
男女関わり無くたくさん居ると思う。
昨日の夕食時に
いつもの如く
何にもしないで座ったままでテレビを見ていた夫に
『何か一つでも取りに来てよ!!』
と、次男が言ったら
慌てて飛び起きる様に立ったが
なぜかキッチン入口に立ったままで
両手を出して次男から料理の皿を受け取ろうとし
『なんでココで受けとるん!?
ココは僕が持って行くから
むこう(台所)に取りに行ってよ!!』
と次男に言われ
台所にノロノロと入って来たが
『ソレもって行ってね』
と言うと1人分(自分の分)だけ手に取りキッチンを出ようとし
次男に
『自分の分だけ!??』
と言われて気がつく夫。
ハッΣ(゜ロ゜〃)
『お父さんは手伝いってした事無いん?
バーチャンから教わって無いん??』
と次男に聞かれ
『手伝いなんかした事無い…』
と、
さもババが悪いと言わんばかりだったんで
『エエ歳して親のせいにすな!!
その歳なっても出来んのは
自覚が無いからじゃ!!
ジジもおんなじ様に座ったままやったし
上げ膳据え膳でこぼしまくりやったり
なんやなぁ、あれやな
自覚が無いのは親譲りやな!』
と言うたった。
『好きな様に子育てして
我がはエエかも知れんけど
ジジも何にも出来ん様に育てて
そんで自分はサッサとボケて
ジジの世話も息子の世話も
自分の尻拭いも全部嫁の私にさせたんやから
そもそも責任取らん自己中の総本山は
ババやったと言う事やな。
私とアンタの老後は
アンタの自立がメインやな!』
とも言うたった。
自炊が出来んでも
自分一人で買い物に行って
弁当でもオカズでも買って食べるくらいは出来んとアカンし
使った皿や茶碗やお箸やコップは水につけておくだけや無くて
洗えるくらいは出来んと。
ちなみに夫は独身一人暮らしの時
茶碗はほとんど使わずに
炊飯器の釜で直接食べていた。
米は炊けるが
『そんなに気を使って研がんでも食べれる。
水加減は適当でも食べれる。』
と言っていた。
オカズは
『炊飯器で炊けたご飯に
直接ちりめんじゃこを入れて醤油を掛けて食べてた』
とも言っていた。
一人暮らしをしたら自立するなんて事は無い。
自立出来る様に仕向けないと
単に自由になる空間を与えただけで
自立した気になっているだけになる。
テレビで何の番組だったか忘れたが
医者が患者を検査して診断するって内容を見ていたら
次男が一言
『お父さんを診察したら
カルテには「変人」って書かれるんとちゃうか?
通常の人やったら
お父さんを理解するのは難しいで…』
と言った。
息が出来んくらい笑ったんで死ぬかと思った。
恐らく夫の葬式では
有る意味、夫の武勇伝に花が咲くんだろうと思う。
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