最近、よく聞かれます。
「記事につけている絵は、先生が描いているんですか?」
「毎日移動しているのに、いつ描くんですか?」と。
答えは、
「すべて自分の手描きで移動中に描いています」
移動中パソコンを出してお仕事をしている方がいますよね。
私にとっては、あれと同じ感覚です。
私はミニスケッチブックとダーマトグラフを一本出す。
ホテルの小さな机で描くこともあります。
そして、一枚描き終わったら、余った絵の具を次の白いページに塗っておきます。
何の絵になるかなんて、決まっていなくていいんです。
赤が残ったら赤を。
青が残ったら青を。
筆に残った色を、そのまま次のページへ塗っていく。
そうやって、次の準備をほんの少ししておく。
すると、後からその色を眺めているうちに、
「あ、ここに顔がある」
「これは風の神様になるかもしれない」
と思いがけないものが見えてきたものを後からなぞります。
最初から答えを決めなくてもいい。
少しだけ次の準備をしておくと、そこから思いもしなかったものが生まれてくる。
記事に載せている「絵」は、一枚一枚、私自身が手を動かして描いたものです。
時間があるから描くのではなく、描きたいものを今描く。
そして次に何が生まれるかわからない白いページに、
今日も少しだけ色を残しておきます。
全国古事記塾主宰
今野華都子絵と文記す
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