どうせやるなら、楽しめるところまでやる!


親にこう言われたことを思い出す。


「どうせ最後にはやることになるのなら、文句を言っていないで、さっさとやれ。


どうせやるなら、『難しい』と言っていないで、何回でも失敗して覚えろ。


どうせ覚えるなら、人に教えられるくらい詳しくなれ」と。


たとえば、毎日の料理も同じです。


最初は面倒に感じる夕食づくりでも、包丁の使い方や火加減を少しずつ覚え、冷蔵庫にある材料で献立を考えられるようになると、ただの「やらなければならない家事」ではなくなります。


家族に「今日の料理、おいしいね」と言われれば、次は何を作ろうかと考えることさえ、楽しみになっていくでしょう。


不思議なもので、

わからないことは面倒だけれど、

やってみるうちに「ああ、そうか」とわかるようになると面白くなる。


そして、自分なりに工夫できるようになると、もっと楽しくなる。


一つのことを身につけると、

それまで難しそうに見えていた「次の課題」にも、

取り組める自分になっている。


人生は、ある日突然、大きく変わるのではない。


「やってみよう」

「覚えてみよう」

「もう少し詳しくなろう」

「楽しくなってきた」

「もしかしたら、これ、得意かも」


そんな小さな変化の積み重ねが、

いつの間にか自分の能力を大きく進化させている。


だから私は、

目の前にやるべきことが現れたら、こう思う。


どうせやるなら、面白くなるところまでやってみよう。


今日の小さな「やってみよう」が、

明日の自分を照らす灯りになるのだから。


全国古事記塾主宰

今野華都子 絵と文記す