暑い夏の日、娘たちが帰ってきたような三日間


8月23日から2泊3日で、塾生たちが道場へ遊びに来てくれました。


せっかく来てくれるのだから、娘たちが実家へ帰ってきた時のように、ゆっくり、のんびり、たくさん笑って過ごしてもらいたい。


そんな思いで迎えた三日間でした。


初日は、もぐら先生の絵を届けに来てくれた喜代ちゃんも加わって、5人でまったりティータイム。


それからみんなで玉ねぎをじっくり炒め、南インドカレー作り。

台所に立ちながら、食べながら、あれこれ尽きないおしゃべり。


そして実はこの夜、来年に向けて考えていた壮大な


子どもたちが古事記に触れ、自分の心のままに好きな神さまを描き、その絵が京都の美術館に並ぶ――そんな場をつくってみたいのです。日本の神様を描くプロジェクト」を、初めてみんなに発表してしまいました。


翌8月24日は、伊勢志摩の海と鳥羽を満喫する一日として


松阪でレンタカーを借りて、ゴーリキマリンビレッジへ🚙


船に乗り込み、ムーさんと川崎さんに案内していただいて海へ。

雲ひとつない快晴、太陽はギラギラ☀️

帽子、サングラス、飲み水もしっかり準備して、人生初のキス釣りです🎣


釣竿の使い方を教えていただき、いざ挑戦。


私は餌を針につけるのがちょっと苦手でしたが(笑)、あちらこちらから聞こえる


「釣れた〜!」


の歓声が嬉しくて、みんなすっかり夢中になりました。


途中、無人島へ上陸。

海岸で子どものようにパチャパチャと海水につかりました。


強い日差しで赤くなっていた肌も、海から上がる頃には不思議と赤みが引いているように感じて、海の気持ちよさを全身で味わいました。


帰りには、二見浦の夫婦岩を海側から見ることもできて、またまた大歓声。


陸へ戻ると、今度は釣った魚のさばき方を教えていただきました。


自分たちで釣った魚のお刺身や天ぷら、夏ガキ、猪肉の焼肉まで。

海の幸、山の幸をいただきながら、ムーさんのお話をゆっくり伺う贅沢な時間。


ムーさん、そしてゴーリキマリンビレッジの皆さま、心のこもったおもてなしを本当にありがとうございました。


道場へ戻ってシャワーを浴び、さっぱり着替えたら、夕方からは鳥羽の「馳走」さんへ。


馳走さんは、この日も予約でいっぱいの大人気店です。


美味しいお料理をいただいていると、店内に置いてあった『えほん古事記』を、一組のお客様が手に取ってくださっていました。


そして、なんとそのままお買い上げに。


女将の京子さんが

「作者がちょうどここにいるのよ」

と私を紹介してくださり、一緒に記念撮影。


すると今度は、別の親子連れのお客様が、帰り際に『えほん古事記』を手に取ってくださいました。


女の子の名前は英美ちゃん。


絵本にサインをしながら、


「来年、この絵本を読んで、英美ちゃんの好きな神様の絵を描いてね。みんなの絵を集める公募展をやろうと思っているから、ぜひ応募してね」


と伝えると、


「描く! 描きたい〜!」


と、目を輝かせてくれました。


すると翌日には、その親子さんからお店へ、

「絵のサイズは?ほかに決まりはありますか?ぜひ描きたいです」

と問い合わせがあったそうです。


なんだか嬉しくなりました。


前日の夜、ほんの数人の仲間に初めて話したばかりのプロジェクトが、翌日にはもう、知らない誰かの心に届いて動き始めている。


何かを「広めよう」と力むのではなく、本当にやりたいと思うことを真心から発すると、その思いに響いてくださる方がいるのですね。


小さく口にしたばかりの来年の夢が、もう歩き始めています。


そして三日目。


朝からゆっくりと、彼女たちの質問に答えながら、人生のこと、これからのこと、心のことをたくさん話しました。


特別な観光旅行というより、

一緒に料理をし、

海へ出て、

魚を釣り、

食卓を囲み、

笑って、

語り合った三日間。


娘たちが実家に帰ってきたような時間を過ごしてもらいたいと思って迎えたのに、終わってみれば、私のほうがたくさんの喜びをもらっていました。


暑い暑い夏の日。


きっと彼女たちにとっても、そして私にとっても、

これからの人生のどこかでふと思い出すような、

最高の夏の三日間になりました。


また、いつでも実家にかえるように来てくださいね。


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