目を瞑ると色が見える

昨夜は、よく眠れましたか?

今日は、ちょっと不思議な現象についてのお話です。

 

「目を瞑ると、色が見える」

 

夜、ベッドに入って目を閉じたとき、
真っ黒ではなく
紫の光、チカチカした色

、揺らめくような光が見えることはありませんか?

 

どこかで
「スピリチュアルな感覚が強い人の特徴」
と書かれているのを見たことがありますが…

もちろん、そういう側面がある方もいます。

 

でも中医学・東洋医学の視点では、
“交感神経が高ぶっているサイン”
として見ることがあります。

■ 身体は眠ろうとしているのに、心が起きているときに起こること

身体は「休みたい」と思っていても、
脳や神経がまだ“オン”になっていると、

 

・光のようなものが見える
・色がゆらゆらする
・頭の奥がザワザワする

 

こんな状態が起こりやすくなります。

 

漢方ではこの状態を


「気(き)」の乱れ
「肝(かん)」の高ぶり


として捉えます。

■ 漢方では「目」は「肝」とつながっている

中医学では、
“目は肝の窓” と言われます。

 

ストレスが続いたり、
悩みごとが頭から離れなかったりすると「肝」が高ぶり、
その影響が “目の奥” に現れます。

 

その結果、

 

・色がチカチカする
・光がうごめくように見える
・頭が冴えて眠れない

 

という現象が出るのです。

 

また、
普段から 「気が上に昇りやすい体質」 の方も
この現象を感じやすい傾向があります。

 

■ 夜に色が見えるときの、漢方的セルフケア

そんなときは、身体を“落ち着く方向”に整えてあげるのが一番。

◎ 「肝」の熱を冷ますお茶

・菊花(きっか)
・ミント
・決明子(けつめいし)

涼性のハーブティーは、頭のほてりを落ち着かせてくれます。

 

◎ 「気」を下げておろす習慣

・寝る前の足湯(熱を下におろすイメージ)
・みぞおちを温める(温灸は本当におすすめ)
・夜遅くのスマホ・PCは休ませる(目=肝の消耗を防ぐ)

こうした小さな行動だけでも、
交感神経は静かに落ち着いていきます。

 

◎ それでもつらいときは、漢方薬で整える

体質によって使う処方がまったく違うため、
「どれを飲めばいいですか?」より
“体質から整える”ほうが効果的です。

気になる方は、いつでもご相談くださいね。

 

■ “色”が見えるのは、身体のやさしいサイン

怖がる必要はありません。

 

ただ、
「少しがんばりすぎているよ」
「頭を休めてね」

そんな身体からのメッセージです。

 

気づいて整えてあげれば、
心も身体も、ぐっとラクになります。

 

今夜はどうか、

静かでやさしい眠りに包まれますように。

 

ではでは、また。