女郎蜘蛛のトルコ駐在生活@イスタンブル
イスタンブルでの日々、トルコ地方都市数々の旅行記、サウジやイスラエルなど聖地を巡る旅、北キプロス、イラン、オマーンなどマイナー地域も含めた周辺諸国への旅行、トルコでの子供との過ごし方など、綴っています。

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またまたイズニック İznikへ行ってきました。

 

 

 

何度も書いてますが、ローマ時代にはニカイアと呼ばれ、

 

オスマン帝国時代初期には数年間首都でもあり、イズニック・タイルの生産地として栄えた古都です。

 


 

 

今回はトルコタイル絵付けを習っている仲間5人と一緒に。

 

 

 

7人乗りの車を出して頂いて、子供はパパたちに預けて、早朝から出かけましたよ〜!

 

私のイズニック巡りコースは、いつもこの順番。

 

 

 

まずは城壁のレフケ門 Lefke kapısıところで車を降りて、観光&買い物スタートです。

 

 

 

春にイズニックに行った時にもずっとついて来てたワンコが、またいた‼️

 

トルコは野良犬&猫と人間の距離感がおかしいけど、集合写真にもこんな風にワンコが乱入💦

 

私はネコ派な上に、トルコの犬は狂犬病が怖いから内心あまり近付いてほしくないのだが💦

 

 

そこから移動する間も、案内するかのよう前に立ってずぅぅう〜〜っとついてくる犬たちニヤニヤ

 

 


タイルで覆われたミナレットの、イェシル・ジャーミー Yeşil Camii(緑のモスクの意)に到着。

 

中は地味なので今回は特に入らず、ミナレットと入り口周辺を見るのみ。

 

 

 

その向かいにあるのは、オスマン帝国の第二代君主オルハンの妃、

 

ニリュフェル・ハトゥンの配給所imaletを利用した、イズニック博物館 İznik Müzesi

 

イズニック・タイルの生産が最盛期にあった頃の展示などがあります。

 

 

 

そこから、ほど近いニリュフェル・ハトゥン陶器バザールNilüfer Hatun Çini Çarşısı

 

まず最初のお買い物タイム!

 

 

 

イズニックの中でも安価な価格帯の品を置く工房が並んでいるので、お土産の小物を買ったり、

 

最初に相場をつかむのにいい場所。

 

皆さん、大コーフン!で、

 

ああでもないこうでもない、やっぱりあれも買う……なんてしてたら、2時間経過‼️

 

 

 

予想外のタイムロスに私一人焦りつつ、大通りに戻って道沿いの店もチョコチョコ見ながらしながら、

 

 

 

オスマン帝国で初めてアナトリアに建てられたモスク、

 

ハジュ・オズベク・モスク Hacı Özbek Camiiを通り過ぎて、

 

 

 

イズニックのアヤソフィア İznik Ayasoya Camii にやってきました。

 

 

 

このブログに何度も何度も登場しているので耳にタコな方もいるかもですが、イズニック行きすぎ

 

4世紀に第二回ニカイア公会議十字架が開催された場所

 

 

 

昨年、教皇に就任したばかりのレオ14世が、ニカイア公会議の1700周年を記念して、

 

初めての外遊先としてやってきたのは、記憶に新しいです。その日は警備のためイスタンブルが騒然としました

 

 

 

今はモスクになってますが、聖堂☦️だった時代のフレスコ画が残っているのが歴史ロマン✨

 

詳しく見たい方はブログ末尾の過去の記事をご覧いただければと思います🙏

 

ガイドと化す私

 

 

モスクの向かいのイズニック産オリーヴ製品のお店、Nicea👈でオイルや石鹸のお買い物🛍

 

私は、ここのセントジョーンズワートを漬け込んだオリーヴオイルKantaron yağıをスキンケアに使うのにハマッてるので、大瓶を購入!

 

 

 

その横の、イズニック発祥のキョフテチェーン、Köfteci Yusuf👈でランチ

 

 

 

人数が多いと、食事の後にまったりおしゃべりが止まらなくなっちゃうから、

 

「次!行きますよー!交代でトイレ行ってきましょう!」ってもう、私、添乗員か?😂

 

 

 

15世紀から続く、ムラド二世ハマム2. Murat Hamamı はいつ見ても美しい。

 

 

 

その近くの、オスマン帝国時代のイズニック・タイルの窯や工房の遺構を見学し……

 

 

 

この辺のお店もあれこれ見て、数軒の店で買い物をし、

 

さらにタイルの素地や顔料などを売るİznik Kolekiyon Çini👈で、みんな盛大に買いまくり。

 

 

 

……してたら、またタイムロスしてしまい、

 

ユネスコの人間国宝アーディルジャンさんの工房👈に向かうも、早めに閉店されたらしく、入れず💦

 

 

 

さらに、ちょっとセンスの良い製品を扱う工房の集まる、

 

スレイマン・パシャ神学校Süleyman Paşa Medresesi も、早めに閉まっていました😭  

 

 

 

イズニックはちっちゃい街なので、半日ですべてを見終わることができるんですが、

 

どうしてもタイル陶器好きな女子と行くと、時間がいつも足りなくなってしまう💦 添乗員失格だ!

 

 

 

本当は市内にある、新しくできたイズニック博物館(考古学がメインの方)や、円形劇場も見たいのだけど、

 

毎回時間が足りず、辿り着けたことがない💦

 

城壁まで戻ってきたら車に乗って、イズニック湖 İznik Gölüの辺りへ。

 

 

 

ここの湖面に、第一ニカイア公会議の会場と考えられている教会跡がありますが、

 

去年来た時は、立ち入り禁止で、フェンス越しにのぞく水面に、遺跡が顔を覗かせていたのが……

 

↑去年の画像

 

 

フェンスは無くなり、リッパな入場口とチケット売り場、湖までの遊歩道が出来ていてビックリ。

 

なによりも、遺跡が水面ではなく干上がった、草のしげる陸上にあったのが驚きびっくり

教皇の訪問に合わせて急ピッチで整備したのかな

 

 


夕食はもちろん、毎度同じく、湖の向かいにあるチャムルック・レストランÇamlık Restaurant👈で、

 

イズニック湖の名物ナマズ料理を🐟

 

 

 

そんなこんなな、いつも通りな定番イズニック旅でした🏺

 

今回あんまり写真も撮らず、買い物はほぼしなかった私。

 

このビボレイ&ボッホっぽい😂コーヒーマグだけが唯一の購入品でした。

 

 

 

次はこのメンバーでブルサ👈まで行きましょうと、約束をしてイスタンブルまで帰りました。

 

 

 イズニックについての過去記事

 

 

 

 

 

 

 

中東〜南アジアの喫煙文化であるシーシャ(水タバコ)ですが、
 
 最近は日本でもシーシャ・ラウンジ?とかが流行っていると聞きます。


 

 

トルコ語では、ナルギレnargileといいまして、

 

上のハーレムの女性はさておき、一昔前まではオッサンたちだけが吸ってるイメージでしたが、

 

ってどんだけ昔の写真だよ💦

 

 

今では、中東や欧米からの観光客相手におしゃれなシーシャバーが沢山営業していて、

 

もちろん女性もふつうに利用できます。

 

 

 

私も独身時代はマイシーシャを持っていて、リラックスしたい時なんかにセットして吸ってたんですが

 

なんとなく吸わなくなって10年以上が経ってました。

 

当時持ってたコンパクトなシーシャ

 

 

で先日、こちらの友人がシーシャ未体験とのことで、久しぶりに吸いに行くことにしました✊

 

やってきたのは、イスタンブルでシーシャといえばここ‼️と誰もが答えるであろう、

 

めちゃくちゃ老舗のこちら❗️

 

 

 

チョルルル・アリ・パシャ 神学校Çorlulu Ali Paşa Medresesiの中庭にあるシーシャ街(なんて言葉あるのか?😅)です。

 

 

 

ここは、18世紀初期にチョルル出身の大宰相アリ・パシャが建てたキュッリエ(モスクを中心とした慈善施設群)内なのですが、

 

70年代ごろから神学校の中庭部分に数軒のシーシャ屋が軒を連ねるようになりました。

 

 

 

オスマン時代の建物の中で、キリムのクッションやタイルのテーブル、カリグラフィなど、

 

トルコ感満載の空間でイイ感じなんです💕

 


 

シーシャで定番のフレーバーはアップルですけど、(ダブルアップルならなお良し👍)

 

私が好きなのは薔薇×ミントのミックス。友達も薔薇の香り好きなので、これをシェアしました。

 

レモンやオレンジなど柑橘系はオススメしません。メーカーによってはトイレの芳香剤みたいなニオイなの。

 

 

 

目の前にはイスタンブルらしく、猫ちゃん。

 

 

 

この日は雨がパラつく天気だったけど、店のひさしの上を雨がトントン打つ音をBGMに、

 

まったりとシーシャをくゆらせる時間は、なんとも贅沢な時間✨

 

 

 

私は普通のタバコを吸ったことがないので分からないのですが、

 

シーシャって気持ちがほぐれる効果が絶対あるような気がして、

 

むしゃくしゃしてても、まったーりゆったーりした気分にさせてくれるんですよ。タバコの成分なのか?

 

 

 

ここは観光地に近いエリアだけど、観光客だけでなく地元の常連さんも多いし、

 

観光ズレもしていなくて、何時間でもノンビリさせてくれます。

 

 

 

私たちも5時間くらいそうやって一つのシーシャとチャイ2杯ずつでぼ〜んやりして、

 

流石にそろそろランチを食べに行かないと、と重い腰をあげたくらい。

 

 

 

久しぶりのシーシャでしたが、頭痛なども起きず(セットが悪いとたまになるんです💦)

 

ひたすら気持ちがほぐれるだけで、いい時間でした💕

 

すっごい久々だったけど、たまには行ってもいいなぁと思ったのでした。

 

 

この後のランチで食べた、贔屓のウイグル料理のラグマン✌️

 

サラゴサを観光した後は、高速電車に乗ってマドリードまでやってきました。

 

 

 

これまで薄暗い天気が続いていたけど(まぁ冬だからね……)、最終日にしていきなり晴れました。

 

どっちかっていうと、ムデハル建築見てる日に晴れてくれた方が嬉しかったけどな。。。

 

 

そして、そして‼️ やはり大都市マドリードは違いますね!

 

 

 

この二週間弱の旅行で行った都市、どこも

 

「ヨーロッパのクリスマスの賑わいってこんなもん?意外と地味なんだね〜🙂」って感じでしたが、

 

マドリードの飾り付けはハデだった‼️

 

 

 

あちこちの通りごとに違うイルミネーションを見て歩くだけで楽しめますね〜🎄

 

 

 

この日は12月30日だったんですが、観光客だけでなく、街の皆さんも夜に街を出歩いてるのですね。

 

クリスマスマーケットも、元気に営業中!

 

 

 

お店もカフェも夜遅くまで開いていて、どこも人でいっぱいで驚きました。

なんとなく年末年始のヨーロッパってお店は軒並み閉まってるのかと思ってた

 

 

 

スペインの大手百貨店 El Cortes Inglesのは一番すごかった〜! 写真で伝わりきらないですが。

 

 

 

さてマドリードの街歩きといえば、美術館巡りだと思うんですが。。。。

 

うん、流石に年末年始なのでね。。。

 

プラド美術館も、ダリの作品が多数あるという王妃ソフィア芸術センターも休館😭

 

 

 

今回のスペイン旅はテルエル👈とサラゴサ👈でムデハル建築を見ることが目的だったから、

 

マドリードのことは何も考えずに決めたので仕方ないですが💦

 

そんな中、。。ティッセン=ボルネミッサ美術館は営業中とのこと‼️

 

 

 

年末も働いてくれてありがとう、職員の方〜泣くうさぎ感謝感激しながら向かいました。

 

ものすごく幅広い時代のアートが所蔵されてます。

 

ダリの作品も、一応この有名な一枚があったし‼️子供の頃に日本の展覧会で見たな〜

 

 

 

ほかには、考古学博物館も開いていた‼️

 

ここ感動的なことに、一般の入場料が3€と激安ポーン(子供は無料)で、素晴らしい👏

スペイン10才?12才?以下とかの子供は無料なところが多くてありがたかった〜

 

 

 

館内には、至る所にレプリカを触って学習できるようになっていて、

 

子供も飽きずに学べる仕組みになってました。

 

 

 

先史時代から近代まで、エジプトやローマや色々ありましたが、

 

イスラーム時代やムデハル様式の所蔵品も多くて、イスラミック北部スペイン旅の最後にぴったりでした。

 

トレドの宮殿から来たドーム

 

 

前日に見た、サラゴサのアルハフェリア宮殿👈から持ってきたものもありました。

 

 

 

タイル&陶器好きの私に嬉しいものもたくさん。

 

私の中ではイランのイメージがあるラスター彩が、イベリア半島でも生産されてたというのが今回の学び。

 

 

 

でも……古代エジプトの部屋にあったこれ、笑っちゃったわ。

 

間違えたのか、飽きちゃったのか、描きかけなのか……ニヤニヤ 

 

小学生が投げ出したみたいなクオリティと中途半端感に、古代人がグッと身近に感じられました笑い泣き

 

私がつづき描いてあげたいわぁ😂
 

 

そのあとはひたすら街をぶらぶら歩いたり、スーパーでチーズを大人買いしたりしてから、

 

夕食を。。。。と思ったけど、さすがに大晦日イヴなので、調べていたようなところはみんな満席。

 

 

 

何軒も何軒も断られて、もう座れてパエリア食べられるならどこでも良い❗️となった頃に、

 

ファミレスちっくな、こちらに入りました。

 

 

 

このあとは、「やっぱり最後にチュロスも食べたいよね」ってことで、

 

マドリードでチュロスといえばココ‼️ならしい ショコラテリア・サン・ヒネスChocolatería de San Ginésへ。

 

 

 

ここすごいのね。一角にこの店の店舗が数軒並んでて、チュロスとホットチョコしか売ってないのに、

 

どこの店舗も行列なの。

 

私たちも列に並んだけど、途中でテイクアウトは並ばなくていいって分かって、すぐ買えました。

 

 

 

そんなこんなで、クリスマスクルーズ👈から続いた

 

イスラミック北部スペイン旅👈も、2025年とともに終わりを迎えました。

 

念願だった場所を訪れることができて、いやぁ嬉しかった。

 

 

 

マドリードには2泊して、大晦日の夜の便でトルコに到着し、

 

家に帰ったら、ちょうど新年になって、窓から花火が見えました。

 

 

クリスマス地中海クルーズ旅&イスラミック北部スペイン旅

 

イスラーム時代の面影が残るスペイン北部の都市、サラゴサ街歩きのつづきです。

 

 

 

そして❗️ついにやってきました、サラゴサの一大名所、

 

アルハフェリア宮殿 Palacio de la Aljafería قصر الجعفرية❗️

 

 

 

11世紀にサラゴサを治めていたタイファ(=ムスリム君主国)によって建てられた宮殿で、

 

アルハンブラやコルドバに並んで、スペインの三大イスラーム建築と言われています✨

 

 

 

まさにミニ・アルハンブラ宮殿といった感じ❗️

 

 

 

アルハンブラに通じる、精緻な透かし彫りと、重なるアーチの美しさが楽しめます。

 

 

 

 かつての王の私室の横には、私的なモスクがありました。

 

コルドバを意識したという、縞々の馬蹄形アーチのミフラーブが残ってます。

 

 

 

どこもかしこもタマラン世界。

 

 

 

今はアラバスターだけになっているこういう装飾も、かつては彩色されていたんですねぇ。

 

 

 

本来はもっともっとあちこちが彫刻されていて、さぞかし美しかったのでしょうが、

 

経年で壊れたり、のちの住人によって剥がされたりで、現在残っているのは一部なのだと、

 

展示されている残骸から判ります。

 

 

 

14-15世紀には、イベリア半島から完全にムスリムの国を滅亡させたカトリック両王こと

 

フェルナンド二世&イザベル一世が宮殿として使用した際に、増改築を行いましたが

 

 

 

もともとの宮殿の雰囲気に合わせて、ムデハル様式の内装にしています。

 

イスラーム建築らしい木造の天井には、幾何学模様と八芒星の装飾。

 

 

 

この部屋の天井も同じく木製で、中のモチーフや端の碑文はラテン字ながら、

 

幾何学のデザインや、全体の造りはイスラーム風です。

 

 

 

こっちも。

 

 

 

こんな部屋の入り口の装飾も、ちょっとイスラーム建築っぽいけど「ん?」て感じがするのは、

 

カトリック両王時代に「ムデハル風味で」作られたもの。

 

 

 

シンプルながら、壁にアラビア語の装飾らしきものが残る部屋もありました。

 

 

 

というわけで、アルハフェリア宮殿もまた、

 

イスラーム時代のイスラーム建築と、その後の時代のムデハル様式の建築部分を両方見られる、

 

スペインならではな歴史を感じられる場所でした。

 

 

 

上の部屋の写真に、実はちらっと写っているのだけど、

 

ゴヤ美術館の絵画が仮住まい的にこちらで展示されていて、そのせいもあり混んでました💦

 

チケットの事前予約していなかったら、1時間後にしか入れませんと言われて時間を潰しました

 

 

ゴヤといえば、サラゴサにはサルバトール大聖堂👈のほかにもう一つある大聖堂、

 

柱上の聖母大聖堂Catedral-Basílica de Nuestra Señora del Pilarはゴヤによる天井画で有名。

 

 

 

1世紀に、キリストの使徒ヤコブが聖母マリアの出現によって建てた礼拝所にはじまると言われる

 

由緒正しき、非常に重要な教会だそうで。

 

 

 

ここの教会も15世紀にはムデハル様式の建物だったらしいけれど、

 

17世紀にバロック様式に改修されてから、ずいぶんと姿が変わってしまっています。


 

 

ただ、18世紀の外観の回想で追加された塔は、ネオムデハル様式でちょっと面白いですね。

 


 

 

というわけで、サラゴサのイスラーム&ムデハル建築も見ることができて、

 

アラゴン州のイスラームの遺産をめぐる旅はここで終わりましたが、
 

翌日のマドリードのお話まで、もうしばらく続きます。

 

 

 

テルエル👈を発ち、バスに乗って次なるムデハル建築の地、サラゴサ Zaragozaに向かいます。

 

本来は2時間半くらいで行けたのですが、私たち何故かあちこち周る4時間近くかかるバスのチケットを買っていて

優しい運転士さんに同情されました💦

 

 

ここのムデハルな見所は、なんといってもサルバドール大聖堂 Catedral del Salvador

 

ここもめちゃくちゃ来たかっった場所なんです‼️

 

 

 

正面から見ると地味ですが、左脇の側面へまわりこむと……

 

驚くほど素晴らしいレンガと釉薬タイルの装飾壁が!!

 

 

 

テルエルで見た塔たち👈と同じように、レンガと釉薬タイルを使った装飾ですが、

 

ここのはタイルの割合も多く、目を見張る美しさ‼️

 

 

 

ローマ時代にはアゴラがあったこの場所、8〜11世紀にはモスク🕌が建っていましたが、

 

12世紀に支配者がカトリック勢に替わると、教会に転用するため改装の手が入れられました。

 

 

 

この美しい外壁は、そんな改装の一環で14世紀にムデハル様式で作られたというのが通説だけど、

 

裏側部分にクルアーンの章句が刻まれていたり、窓の位置がおかしいなどの理由から、

 

11世紀のモスク時代から残る部分で、ムスリム王の霊廟だったのでは、という説👈を唱える人もいるみたい。

 

 

 

正面ファサードの横には、かつてのモスクの壁?と思しきものが、ちらっと残っていた。

 

 

 

鐘楼は今では装飾に覆われてそうは見えないけど、八角柱のミナレット🕌を再利用したものらしい。

 

正面入り口も、モスク時代と同じ場所を使っていることがわかっているそう。

 

 

 

外観に残るイスラーム時代の名残を堪能したあと、中に入ってみます。

 

 

 

大聖堂としても、かなりの威厳のある建物で、

 

側廊にならぶ礼拝堂はそれぞれ異なる贅と趣向を尽くされた造りになっていて、豪華。

 

 

 

そんな中にも、ムデハルっぽい幾何学模様モチーフを見つける私。

 

 

 

憧れのサラゴサ大聖堂は、外観も内装も、かなり楽しめました❣️

 

テルエルで購入したゼリージュ柄の傘、気に入ってます

 

 

このあとに寄った、サラゴサの老舗菓子店 Pastelería Fantoba👈では、

 

 

 

なんとこの大聖堂の釉薬タイルをイメージしたチョコレートが売られていて、

 

思わず購入ラブ飛び出すハート 可愛すぎて、いつ食べるのかまったく分からないけど。

 

La Seoはサルバトール大聖堂の通称なので、La Seoのセラミックという名前です

 

 

他に売られているものも素敵で、フルーツや薔薇の砂糖漬けを買いました。

 

 

 

さて、ほかにもムデハル様式を探しに、サラゴサの街をぶらぶら歩いていきます。

 

すぐ見つかったのが、聖ジル教会 Iglesia de San Gil Abad

 

 

 

建物自体は、18世紀の改修工事によってバロック様式になってますが、

 

塔は14世紀にムデハル様式で教会が建てられた時のまま、ちゃんと特徴的な姿を残してました。

 

ユネスコの「アラゴンのムデハル建築群」には登録されてないけれど、れっきとしたムデハルの遺産。

 

閉まっていたので中には入らなかったけど、検索したかぎりでは内部は特に面白くなさそうでした

 

 

つづいて現れたのは、聖パブロ教会 Iglesia de San Pablo

 

13世紀後半に建てられたムデハル様式の大聖堂で、全体的にムデハル感が残る面白い建物でした。

 

 

 

塔には、これまでのムデハルの塔とは違う形(長方形)の釉薬タイルが使われているみたい。

 

こちらの教会も、この日は閉まっていました。


 

 

このサン・パブロ地区は、中東アフリカなどからの移民が多くクラスエリアみたいで。

 

中東菓子を売るお店なんかもあったりして、ムデハルの末裔がイベリア半島に戻ってきたかのようでした爆  笑

 

 

 

さてさて、他にもサラゴサには小さなムデハル風教会がいくつかあるのですが、

 

あまり時間がないのでそれらはスキップしまして、

 

次のブログではいよいよ大本命のサラゴサのアルハンブラ🏰に向かいますよ!