試験も 無事終え
あとは 帰国の日を待つばかりです
そんな今日は、現在 わたしが住んでいる 老人ホームの おじいちゃんとの
「 プチお別れ会 」
夕食後、コーヒーをご馳走していただき
二人でいろいろな話をしました
このおじいちゃんは
なんと・・ 93歳
耳は少し遠いけど
背筋もピンとして
まだまだ 若い
日本語も話せるので、会話は 日本語で
このおじいちゃんはいつも私のことを気にかけてくれていました
「 何かあったらいつでも頼りなさい
」と
そして いつの日からか二人で
夕食後に コーヒーを飲みながら 話をするようになりました
会話の内容は
健康の秘訣や
人生について・・・
時には韓国語の宿題をみてもらうことも
私が ここにはじめて来た時
おじいちゃんは わたしに
「 29歳にもなって 結婚もしないで
韓国へ来て あなたは・・・・・・・・・・
・・・・・・・えらいよ
」
「あれ?これは私、褒められてるの?!」 的な言葉をいただきましたが
いつも優しく声をかけてくれ
時には冗談を言ったりして
笑わせてくれるおじいちゃんが
本当に大好きで
私は おじいちゃんと話すと・・・
心が和み
癒されました
私の祖父は私が中学生の時になくなりましたが
祖父が生きていたら、私の韓国留学を
きっとこんなふうに
喜んでくれたのだろう ・・・と思うと
すごく・・・・すごく嬉しくて・・・。
このおじいちゃんと話をするときは
まるで 祖父と 話をしているようでした
そして・・・ 今日は そんなおじいちゃんとの 「プチお別れ会」
おじいちゃんは 私のために
「 何か記念になるものを・・と思って
部屋中を 探してみたけど
こんなものしかなくて・・・ 」
と言って、両手いっぱいに色んなものを抱え、やってきてくれたんです
これがいただいた大切な品々です
これには、一つひとつ 意味 があるんですよ・・・
まず・・・ つめきり
「 これはいつでも使えるし
家族みんなでも使えるから
使うたびに 私を思い出せるように 」
次に・・・ 歯磨き粉とタオル
「 これもよく使うものだから
これで歯を磨くとき 顔を洗うとき・・・
そんなときに 私を思い出せるように 」
最後に・・・ カレンダー
「 ここには、綺麗な花が12枚ある。
あなたが お嫁 にいくときに 持って行きなさい。
そして 枕もとに 屏風として飾りなさい。
これは 私が 大事 にしているものだけど
その時 のためにと思って・・・・ 」
そういって
一つ ひとつ 手に取り
ゆっくり 話をしながら
私に 手渡して くれました
私は おじいちゃんの 「 気持ち 」 が 嬉しくて ・・・
笑顔で 話を続ける おじいちゃんをみて
私は 涙を抑えることが出来ませんでした。

