この世は二元性の世界だ、ということは、よく言われる。
スピリチュアル業界では、常識といっても良いくらいだ。
そうして、二元性を、一元へと統合することが、いわゆるアセンション/次元上昇なのだ、とも。
この世界は、無数の二元性によって成立していると言えるが、では、そのなかでも、もっとも根源的/根本的なものは何だろう?
多くの論者たちの見解を照合すると、だいたい以下のものが有力であると 言える。
光/闇
天/地
男/女
自/他
わたし/世界
そういえば。仏教用語で、空即是色、色即是空というのがあるが、空と色の二元、ブラフマンは空と色に分割された、などという話は、きいたことが、ないね。笑
仏教系の教えは、その発祥の地にあるヒンドゥー教も含めて、「二元論には与しない」立場なのかな!?
それはさておき。
もっとも根源的な二元性、ということに関して。
わたしとしては、もっぱら実用性の観点から、善/悪を、推したい。
すなわち、善悪という二元性の統合を―――。
なぜなら。
『引き寄せの法則』を使いこなす、という観点から言ったら、あなた自身のなかにある善悪を統合してしまうのが、もっとも早道だからだ。
では、あなたのなかにある善悪とは、いったい何なのだろう?
この世界には悪人がたくさんいて、悪人たちによって、あなたの生存はおびやかされている、というときの『悪』とは、だいぶ様相がちがうことは、わかるだろう。では、いったい、あなたのなかにある『悪』とは、具体的にどのような意味を持つのだろう??
すこしだけ、想像してみてほしい。
というか。正解は、あまりにも意外なものだ。
その「あまりにも意外な正解」というヒントをもとに、実際に「なにを」意味するのか、すこしだけ想像してみてほしいのだ。
一旦、話は変わるが。
ところで。インナーチャイルドの癒し、という話を、きいたことは、あるだろう。傷ついた、あなたの「内なる子ども」を癒すことが大切です、という話。
では、どうして、あなたの「内なる子ども」は傷ついてしまったのだろうか?
というか。それ以前に。だれしも、心のなかに「内なる子どもを擁している」というだけなら、まだしも。
どうして、だれにとっても「内なる子どもは、かならず傷ついている」という話になるのだろうか??
これって暴論ではないだろうか?
インナーチャイルドが「傷ついていない場合というのは、ない」
とまで、断定できてしまう根拠って、なに????
さあて。
唐突ながら、答えを言う。
またしても、まったくもって、答えは意外なものなのだ。
あなたの内面において、
善悪が分裂している(統合されていない)ことと、インナーチャイルドが傷ついている(癒されていない)ことは、等価なのだ。
等価というか、正確には、同じ話を、別の側面から語ったものだと言ってよい。
そうして、さらには、このふたつの話と、顕在意識と潜在意識は別々のものであること(統合された、ひとつの意識になっていないこと)も、じつは、完全に、同じ話なのだ。
わかるかな?
顕在意識と潜在意識の話をきいたことがあるなら、『潜在意識は、なんでも叶えることができる』という話も、知っているだろう。
この理論を否定できる根拠はなく、世の中には、自分の望みを「潜在意識に命令する」ことで、願いを叶えてしまう者も、実際にいる。
しかし…またしても、それを実現できるのは、ほんの一握りにすぎないのであり、やはり、そこでも、「引き寄せ難民」ならぬ「潜在意識難民」が、大量に発生してしまう。
(※潜在意識理論のほうが、「引き寄せ」よりも歴史は古い。)
なぜ、こんなことに、なってしまうのだろうか??
そうなのだ。
この理論もまた、わかりやすくて耳ざわりが良いからこそ、世界的に普及した。しかし、耳ざわりの良い部分を学ぶだけでは、せいぜい確率論に毛がはえた程度の効果しか得ることはできず、ほんとうに それをマスターしようと思ったら、
どうしても、
『越えられない一線を踏み越える』
『閉ざされていた扉を、こじ開ける』
『壁のむこうがわへと、乗り越える』
ようななにかが必要なのであり、言い換えれば、それは、宗教でいえば、奇跡を起こすためには、信者としての敬虔さが必要だ、ということだ。
Happyちゃんは、エイブラハムとバシャールだけで、『引き寄せの法則』を、マスターしたのだという。 だが、だれもがエイブラハムに学べば『引き寄せ』をマスターできるわけではなく、今でも「引き寄せ難民」は、無数にいる。
結局、これは、魂の相性 とでも呼ぶべきものなのだ。
わたしも、エイブラハムとバシャールは、そうとう熱心に勉強したのだが、そこでは肝心の部分を体得することはできず、最終的に 「一線を踏み越えさせてくれた」のは、まったく別の人だったから。
(ただし、その名を明かすことは、許されていない。)
言葉によって教える、という観点から言えば、有力な教えは、世界規模で普及する。潜在意識理論でも。「引き寄せ」でも。 仏教でも。キリスト教でも。
だが、いちばん肝心の部分は、言葉によらず、べつの「なにか」によって伝達しているのだ。見かけ上、言葉を介していても、いなくても―――。
だから、完璧に相性の良い相手からしか、あなたは「それ」を、受け取れない。
Happyちゃんにとっては、エイブラハムやバシャールだったのは、それが彼女の「道」だからであり。彼らが有名/有力であることとは、じつは、まったく、関係がない。
あなたは、あなたの「道」をさがし出すよりほかはなく。
それがjustnowpresentsだった場合に備えて。
こんなふうに、わたしは、熱心に、教えを説いている。
さあて。
もともとの本題に戻ろう。インナーチャイルド/内なる子ども の対義語を、ここでは仮に、
アウターアダルト/外なるオトナ と定義してみる。
すると。
外なるオトナと内なる子どもの関係が、そっくりそのまま、顕在意識と潜在意識であることが、わかる。 つまり、潜在意識はなんでも叶えることができる、というのは、内なる幼児は、万能である、という意味なのだ。
ではなぜ、あなたの「内なる幼児」は、なにも叶えてはくれないのか。
それは、あなたが善人だからだ!
分別ある「外なるオトナ」のあなたは、みずからを善人であると規定しており、当然、してもよいことと、してはいけないことを、わきまえている。すると、分別のない「内なる幼児」の振る舞いなど、到底許せるものではなく。あなたは始終、「内なるコドモ」を、取り締まっている。
これが、すべての、元凶だ。
「善人たる」あなたは、悪を許すことができず、自分の力の及ぶかぎりは悪を成敗したいと願っており、あろうことか、自分のインナーチャイルドを裁いてしまう。
「幼児的万能感」の名のとおり。
いかにも「潜在意識は万能」なのだが。
ほかならぬ あなた自身が、それを許さないのである。社会秩序の枠を大きく越えて、あなただけ万能であることなど許されないから―――。
目を醒ませ。
あなたの子供は、なにも悪いことなど、していない。
自分の子供に、罪を着せるな。
幼児的万能感を、とりもどせ!!
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