『お金があおれば、やりたいことができる』とか。
『やりたいことをやってこそ、お金が得られる』とか。
ワクワクとかライフワークとか ソウルミッションとかの言葉とともに『お金』と『やりたいこと』を結び付けて考えるのは、いまでは自己啓発&成功哲学ジャンルでは、もはや一般常識のようになってしまっているのが 現状だが。
逆に聞きたい。
それで、あなた、うまくいきましたか?と。
何度も繰り返しになってしまうが、この世界は、ほんの一握りの「勝者」と、圧倒的多数の「敗者」でできている。
そうして、ほんの一握りの「勝者」にとっては、
「やりたいことをやって、お金を得ていて」
「お金があるからこそ、やりたいことができる」
という好循環な現実が、たしかに形成されている。
なぜなら、彼らは、勝者だからだ。
本田健 しかり。心屋仁之助 しかり。
彼らは、
「好きなこと をすればするほど、ますますお金が入ってくる」
という好循環の渦のなかにおり。
彼らにとっては、
「好きなことをやればやるほど、ますますお金が入ってくる」
のは、事実であり、真実だ。
そうして、そんな彼らにあこがれたあなたが、彼らのセミナーなり教材なりに大枚をはたけば―――お金を失う。
あからさまな差別主義を吹聴してやろう。
彼らは勝者であり、あなたは敗者。
勝者と敗者とでは、生きている世界がちがうのだ。
一介の敗者たるおまえが、勝者たるセンセイがたに憧れなど持つな。身の程知らずの愚か者には、(借金)地獄の末路しか待ってはいない―――。
でね。
勝者と敗者。言いかたを変えれば強者と弱者では、いったい何がちがうのだろうか。
その絶対的な「身分の差」は、いったい、どこに生じるのだろう??
彼らの述べていることを、圧倒的に圧縮してしまえば、とどのつまり、このひとことに要約される。
『わたしは正しい生き方をしてきたから 正しい結果を得た。だから、あなたも、同じようにやってごらん!』
―――justnowpresentsは、自己啓発や成功哲学を、あからさまにカルト宗教になぞらえるような人間だ。
だからこそ、今回も、その方向から語ってみる。
ワクワク/ライフワーク/魂の使命などと言ったキラキラワードが普及するとともに、
「正しいことではなく、楽しいことをやろう。」
「しなければならないこと ではなく、したいことをしよう。」
などという、新しい風潮が生じた。
だが、それは、同じ話を、単に言い換えただけだ。
いいかな?
なぜ、いつまで経ってもあなたは弱者/敗者のままなのか。不毛な無限ループから抜け出すための鍵は、どこにあるのか。
その要所、急所、要諦、肝心要は、まさに、ここにある。
聴く耳があるなら、聴くが良い。
「正しいことではなく、楽しいことを。」
この文言を一字一句たがわずに唱えるあなたは、とどのつまり、正しいことをしている。
みずからのライフワークを、魂の指名を高らかに唱えるあなたは、とどのつまり、正しいことをしている。
「楽しくなるような」アファメーションを正確に唱えるあなたは、文字どおり、正しいことをしているのだ。
ここまでなら、まだ半分だ。
残り半分。
こちらは、3段階だ。
レベル1。なにが正しいのかを、みずから定めることができずに、どっかのだれかに決めさせること。
レベル2。なにが正しいのかを決めてくれたその人を、なぜか自分の人生の中心に据えてしまい……。
レベル3。ついに崇拝し、あがめたてまつり、献金すること。
もちろん、5円玉や100円玉ではなく、人生を捧げているかのような大金を―――。
ああ。レベル4もあるね。大金を捧げるだけでは飽き足らず、そのセンセイ(教祖サマ)のスポークスマン、弁護人の役割を、頼まれもしないのに買ってでること。
心屋塾に心酔して大金を捧げている者は、心屋への批判を聞くと、すぐに色をなして怒り出す、とか。
そんな感じ。
特定のセンセイの教えに心酔したり、ましてや崇拝などしてしまうのは、ようするに、それが正しいと信じているから、なんだよね。
ほんとうに、「正しいかどうかではなく、楽しいかどうか。」
「しなければならないことではなく、したいこと。」が大事なら、本田健先生のご高説を拝聴して、熱心にメモを取って、この学びを明日に生かそう―――などとは思わないはずだ。
「おまえの話、つまんねぇんだよ。」
「いつも、同じ、くりかえしじゃねぇか!」
こちらのほうが、よほど自然だよ!?
「セミナーDVDが、なんで4万もするんだ!?」
と思わないとしたら、そっちのほうがむしろ異常だと思う。
心屋仁之助の歌をきいて、
「ぢんさん、ステキー♥」と叫ぶのは、信者であることに、つまり、みずからの正しさに酔っているのだ。
仮にも有料のライブだよ!?
正直に、こう叫んだら、どうだろう。
「カネ返せ~!!」
「このヘタクソめ。」
「ジャイアンかよ。」
と。
あ、じゃあ、さいごに自分のやつも、つけとこう。
このブログを読んで『無料だから』正しいにちがいない、などと思うようでは、あなたは、またしても、同じ穴に堕ちている。こんな泡末ブログの内容を、決して本気にしては、いけない。
『おまえ、いつまで陰でコソコソやってんだよ。このインチキ・チキンが!!』―――。
読了されたら…
↓
辺境の地の零細ブログにつき…
↓
