こちらは、中編。前編は前ページに掲載。

 

では、どうすればよいのか?

多少の例外はありうるにせよ、『起業が夢』『社長が夢』と言っている時点で、じつは、発想が負け組だ。

起業したい、社長になりたいと思っている、その場所からは、社長になること、自分の会社を持つことは、とてもキラキラしていて、まぶしく見える。だが、実際にその場所に行ってしまえば、『社長でいること』は、単なる、ごくありふれた、あたりまえのことにすぎず、キラキラしていては、日常の雑務は、こなせない。服装や外見にキラキラ感を持ち込むのは、あなたの自由だが、それとは関係なく、日々の業務は、きわめて地味だ。地味で地道なくりかえしの作業が、待っている。

 

結局、どこの世界に行き、どんな肩書きをつけようとも、かならず、その世界での「ふつう」が待っている。それを免れることは、できない。あなたが、なにを夢見て、どんな世界にあこがれるのもあなたの自由なのだが、そうして、首尾よくその『あこがれの世界』にたどりついたとしても、結局、行きついてしまえば、そこは、単なる『ふつう』の場所であり、そこでの『ふつうの日常』が待っている。その世界での、地味で地道な、単なるくりかえしの作業が―――。

 

これは余談ではあるが。

あこがれ、ではなく単に『生計を立てる』という意味での職業選択において。あなたがあなた自身の適職をカンタンに見つけ出す、じつにわかりやすい見分け方を、いま、ここで伝授したいと思う。

 

簡単にいえば、どんな世界に行こうとも、その世界での「ふつう」があり、地味で地道なくりかえしが、待っている。どんな世界でも、例外なく。だとしたら、それを逆手にとって、『自分は、どんなタイプの地味で地道なくりかえしになら耐えられるのか』をみずからに問い、検証すればよいのだ。どう転んだって、仕事とは、日々の地道なくりかえしであり、独創性も、大ヒット商品も、その上にこそ、築かれる。言い換えれば、そんな『地味で地道なくりかえし』を習慣化できないうちは、負け組どころか、本質的には、『まだ、部外者にすぎない』ということだ。

どんな世界に、おいても。

 

うん?

もしかしたら、『適職』どころか、いわゆる『天職に、たどりつく』という観点から言っても、この見分け方は、適切かもしれないね。

 

どんな職業に就こうとも、

その職業ならではの、『地味で地道なくりかえし』が待っている。

どんな職業だろうと、例外なく。

 

だとしたら、その職業ならではの『地味で地道なくりかえし』を苦にしない職業を選択できれば、日々の仕事内容が、苦にならない、ということだ。

独創性、生産性、などという以前に、仕事とは、単なる日々のくりかえしなのだから。

クリエイターとか作家とかでも、クリエイティビティとかいう以前に、まずは、日々、机に/パソコンに向かう、という意味では、まったくの「つまらない、くりかえし」だからね。そんな「つまらなさに、耐えられる」かどうか、のほうが、職業上の適正としては、たぶん、重要だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんな職業に就こうとも。

仕事とは、つまらない日々のくりかえし。

―――そんなふうに説くことは、ある意味、挑発的であり、逆に大胆だ、とも言えるが、起業とかあこがれの職業について語るなら、わたしとしては、この視点は、外したくない。すなわち、たとえ起業しようと、どんなあこがれの職業に就こうとも。

仕事とは、単なる、つまらない日々の、くりかえし―――。

 

でも、これは、単に事実を見つめているだけで、べつにネガティブなことは、言っていない。なぜなら、裏を返せば、

 

単なる日々の繰り返しを、つまらないとは感じないでいられる仕事を選択できれば、それがあなたの『適職』であり、場合によっては、『天職にも、なりうる』ということだからだ。

 

 

読了されたら…

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へ

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

辺境の地の零細ブログにつき…

どくしゃになってね…