Rael Maitreya
Nobby Raelian訳
オーストラリアの司教、先住民の若者への性的虐待で実刑判決
カトリック教会の聖職者クリストファー・サンダースは、辺境の教区で10年以上にわたり、アボリジニの若者たちを性的虐待の標的にしていました。
2026年10月7日
オーストラリアのカトリック教会の元司教が、10年にわたって先住民の若い男性2人に性的虐待を加えた罪で、禁錮 6年6か月の判決を言い渡されました。
元司教のクリストファー・サンダース(76歳)は、数十年にわたってカトリック教会を揺るがしてきた一連の性的虐待スキャンダルの中で、有罪判決を受けたオーストラリアの聖職者としては、最も高位の人物の一人です。今年8月、サンダースは、2008年から2019年にかけて被害を受けたと訴える2人に関する19件の性的虐待の罪状のうち、13件で有罪判決を受けました。
サンダースは、より重い刑罰を辛うじて免れました。未成年者との性的関係に関する容疑は、すべて裁判で立証されなかったためです。13歳未満の子どもに対する虐待疑惑に関する4件の罪状は、公判初日に取り下げられ、16歳の未成年者に関するさらに6件の罪状についても無罪となりました。
これらの犯罪はすべて、サンダースが1996年から2021年まで、オーストラリアの辺境に位置するブルーム教区を率いていた間に行われました。サンダースは2021年、性的な不正行為の疑惑を受け、司教職を辞任しました。この教区の管轄地域はフランスよりも広大ですが、人口は約5万人にすぎず、その大半を先住民が占めています。
バチカンは2022年、サンダースによる性的加害行為について内部調査を開始し、彼はバチカンの調査対象となりました。調査報告書は公表されませんでしたが、ローマ教皇庁は翌2023年、その調査結果をオーストラリア当局と共有し、サンダースは最終的に2024年に起訴されました。
元司教による性的加害行為の規模は、有罪判決を受けた犯罪よりも、はるかに大きかった可能性があります。オーストラリアのテレビ局セブン・ネットワークに流出した教会の内部調査報告書によると、サンダースは少なくとも4人に性的暴行を加え、さらに67人の先住民の未成年者や若い男性に対して、性的虐待を目的としたグルーミング(信頼関係を築いて性的搾取へと誘導する行為)を行っていた可能性が高いとされています。
オーストラリア・カトリック司教協議会は今回の量刑判決を歓迎しており、同協議会の会長であるティモシー・コステロー大司教は、この判決が犯された犯罪の重大さを反映したものであると強調しました。
コステロー大司教は声明の中で、次のように述べています。
「自らが経験した苦しみを勇気を持って明らかにしてくださった、すべての被害者とサバイバーの皆さんに、私たちは次のようにお伝えしたいと思います。
皆さんが受けた痛みと苦しみに対し、心からお詫び申し上げます。教会の指導者によって、皆さんの信頼がこれほど直接的かつ深く裏切られたことを、心からお詫び申し上げます」
