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産経新聞

首脳会談を前に握手する高市早苗首相(右)とカザフスタンのトカエフ大統領=12月18日午後、首相官邸(春名中撮影)

 

高市早苗首相は18日、カザフスタンのトカエフ大統領と官邸で会談した。両首脳は重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化に向けた協力強化を確認したほか、ロシアからの侵略を受けるウクライナ情勢などについて意見を交わした。首相は19、20両日にはトカエフ氏ら中央アジア5カ国の首脳が出席する「CAJAD(カジャッド)」首脳会合を東京都内で開催する。

 

【ひと目でわかる】中央アジア5か国と日米中露のそれぞれの関係 

 

首相は18日の会談で「カザフスタンは法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持、強化していくための戦略的なパートナーだ」と述べた。

 

トカエフ氏も「信頼できるアジアのパートナーとして日本との関係を重んじている」と応じた。 

 

首脳会合は、カザフスタンに加え、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの大統領が出席

 

19日に晩餐(ばんさん)会を行い、20日の会合で共同宣言を取りまとめる。 中国による重要鉱物の輸出管理を念頭に、経済安全保障の強化などを議論。人工知能(AI)の技術支援や、ウクライナ侵略後に物流網として重要性が増している「カスピ海ルート」の整備支援などもテーマになる見通しだ。 

 

中央アジア5カ国は、中国やロシアに近接する地政学上の要衝にあり、豊富な天然資源を産出することから、各国が接近を図っている。

 

6月にカザフスタンで中国の習近平国家主席が出席して「中国・中央アジアサミット」が開かれたほか、11月にはトランプ米大統領がホワイトハウスに5カ国の大統領を招いた。 日本は昨年8月、当時の岸田文雄首相がカザフスタンを訪問し、5カ国との会合を行う予定だったが、南海トラフ巨大地震の注意情報発表で延期していた。

高市首相、カザフ大統領と会談 19日から中央アジア首脳会合 対中視野(産経新聞) - Yahoo!ニュース