トランプの政治は公私混同といった軽度のものではなく公私一体で自分の一族が、がっぽり儲かるようになっています

それでも前のバイデン政権に比べると立派です。バイデン政権では国のお金を、聞いたことのない組織をいくつも作ってそこに送金し、政権幹部や関係者一同がそのカネにたかって横領していました。これはひどかったです。天文学的数字の金額をです。

でもその者たちは一切追求されていません。追求しようにも判事たちもカネをもらっており、ワル。

 

米国の貧富の格差は、革命が起こってもおかしくない段階を超過している

<記事原文  寺島(美)先生推薦>
U.S. inequality is way past revolution time
筆者:リー・キャンプ(Lee CAMP)
出典:Strategic Culture Foundation  2025年11月15日

<記事翻訳  寺島メソッド翻訳グループ> 2025年11月25日

新たな報告が出された。それは、金持ちは「金ぴか時代」よりも裕福になっており、米国の子どもの半数は貧困状態にある、というものだ。以下は、リー・キャンプ氏執筆の記事である。



 血に飢えた、捕食的な、全く責任を取らない、貪欲な世界帝国の車輪の歯車役に甘んじる一番の利点は、お金持ちになれることだ、と考えている人もいるだろう。別に経済界を牛耳るイーロン・マスクほどの金持ちになれなくても、貧困に打ちひしがれない程度の金持ちになれればそれでいい、と。

でも実際はそうはなっていない。米国の大多数は、覇権者層が得た戦利品に触れることすらできていない。

子ども世代の48.9%を含め、米国民の四割以上貧困または低所得の状態にある、と捉えられる。」

お読みのとおりだ。貧困を生み出す不公正をなくすことを目的として活動する国際協力団体「オックスファム」の新たな報告によると、米国民の子どもの半数が貧困または低所得の状態にある、というのだ。半数が、だ。

誰にでも分かりやすいように分かりやすく図示すれば、米国の不平等さの段階は、革命が起こってもおかしくない状況を優に超過している。申し訳ないが、もう一度言わせていただきたい。革命が起きてもおかしくない状況をはるかにはるかに超えているのだ。

脳をシャキッとさせて、オクスファムの報告の別の統計が表す意味を考えていただきたい。


「ここ数年で、米国の上位10人の億万長者は7000億ドル 約110兆円近くを手にした。」

面白い事実をここでお伝えしよう。税金を引かれた後の手取りが6万ドルの人なら、7000億ドル稼ぐには、1200万年近く働かないといけない。

 「最富裕層の1%が株式市場の半分(49.9%)を所有し、米国で50%を占める貧困層はたったの1.1%しか所持していない。」

「最富裕層の0.0001%が、19世紀の『金ぴか時代』よりも多くの富を支配している。この『金ぴか時代』とは米国史上極端に貧富の格差があったとされる時代である。」



(筆者によるグラフ)

そうだ、われわれは金ぴか時代を凌駕しているのだ。もはや誰も驚かない。(史上初の億万長者出身の大統領)ドナルド・トランプが、数週間前にフロリダの別荘マー・ア・ラゴで20世紀初頭の米国小説「グレート・ギャツビー」の映画の劇中曲をテーマにしたハロウィンパーティーを本気で開いたとしても。寄生虫というものはためらったり恥ずかしがったりすることはほとんどない。「すみません」などとも言わないし、許可を求めようともしない。吸い付いて、搾取するのみ、だ。

もちろん、不平等を分析すれば、人種の話に行き着くものだ。いや、人種主義と言った方が正しいか。米国の貧困の多くは、多かれ少なかれ体系的な人種主義と関係がある。

黒人とヒスパニック・ラテン系の家庭は米国の富の5.8%しか占めていないが、人口の割合は米国全体の3分の1を占めている。」



2011年のシアトル。 (ジョー・ローリア撮影)

しかし富裕、あるいはその欠如は、私には漠然とした基準にしか思えず、その基準を感じられるのは、健康や苦難、死と結びついたときのみだ。この報告はわれわれにその考え方も思い起こさせてくれる。

「経済協力開発機構(OECD)における10大経済大国において、米国は相対貧困率については最も高く子どもの貧困や乳児死亡率においては2番目に高く、平均寿命においては2番目に低い。」

貧困は全く救いようのない状況のことだ。その事実は冷酷なほど正しい。貧困とは心から欲しがっている最新ゲームを買えないことだけではない。自分の車のバンパーをガムテープで止めないといけないとか、大人の玩具がちゃんと振動しなくなったのに、新しい型を買う余裕がないので壊れたまま使い続けることだけもない。本当の貧困というものは救いようがないのだ。実際、貧困は米国の死因の第四位になっているのだから。

これらの基礎情報を全て合わせれば、米国が革命の起きてもおかしくない状況をはるかに超えていることがハッキリとわかる。

ジニ係数は、社会における貧困の格差を示す指標であるが、

0は完全に平等な社会、

1が完全に不平等な社会を表す。

 

厳格な決まりはないが、ある特定の数値を超えれば、革命が起きても全くおかしくない状況である、と見なされる。自分のズボンをつかむようにしっかりと見てほしい。現在の米国のジニ係数は、崩壊前のローマ帝国の値を上回っている。


著者によるグラフ

さらにそのズボンを引き上げるように学んでほしい。研究によると、高いジニ係数と革命や反乱の発生には相関関係がある、とのことだ。

金ぴか時代はニュー・ディール政策により幕を閉じた。そのニュー・ディール政策はしばしの間「資本主義の救世主」となった。ボリシェヴィキ革命のおかげで、米国の最富裕層は、米国や米国民における不平等を減じる必要があることを実感していた。米国民は当時、トイレのブラシに対するほどの愛情を持ってしか扱われていなかったので、反乱を起こし、富により膨れ上がった金ぴか人間たちの頭に金ぴかの槍で鉄槌を下してもおかしくなかったのだ。

その際、罪を問われずそのままにされた資本主義は、自分自身や社会、世界を食い荒らしている。資本主義はガンのようなものだ。放射線治療や化学治療を何度も繰り返せば、しばしガンを抑えることはできる。しかし資本主義については、革命を起こすか、革命的な思想をもつことなしには、治したり害を減らしたりすることはできない。そうでなければ、私たちができることは、いつまで木や水、魚が存在できるのかをただただ見守るしかない。


 


リー・キャンプ氏は、RT番組「危険な考え」の司会者であり、RT番組「編集済みの今夜」の元司会者。

米国で最も検閲を受けているコメディアン。