ロシア、サヘル地域における西アフリカ3カ国合同軍の配備を歓迎
<記事原文 寺島先生推薦>
Russia welcomes deployment of joint military force in Sahel
アフリカ諸国は植民地軍の存在をもはや必要としない、なぜならその非効率性のためだとモスクワの国連特使は言う
出典:RT 2025年1月24日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2025年1月27日

ファイル写真:マリ暫定大統領アシミ・ゴイタ大佐、ニジェール暫定大統領アブドゥラハマネ・ティアニ准将、ブルキナファソ暫定大統領イブラヒム・トラオレ大尉が、彼らが設立したサヘル諸国連合(AES)の初首脳会議に参加している。
© Global Look Press / dpa / Djibo Issifou
ロシアの国連常駐代表、ワシリー・ネベンジャは、モスクワはサヘル地域でのテロと戦うためニジェール、ブルキナファソ、マリによる合同部隊の配備を支持すると述べた。
ロシア特使は、アフリカにおけるテロ対策強化に焦点を当てた火曜日(1月21日)の国連安全保障理事会でこの声明を発表した。
「アフリカ大陸の治安状況は依然として厳しい。テロリストや犯罪集団の活動がさらに活発化している。アフリカのほぼ全地域が脅威にさらされている」とネベンジャ特使はロシア外務省が発表した演説で述べた。
ネベンジャ特使は、ウクライナを含む外国が「アフリカ大陸の平和と安全を破壊しようとしている」と非難した。昨年7月、ブルキナファソ、マリ、ニジェールは、ウクライナ政府がトゥアレグ反政府勢力による待ち伏せ攻撃に直接関与したと主張した後、国連安保理にウクライナを提訴した。この攻撃で、マリ軍とワグナー・グループの民間軍事要員数十人が殺害されている。
「サヘル諸国の反応は迅速だった。彼らは大陸における国際テロに対するウクライナの支援を断固として非難し、同国との外交関係を断絶した」とネベンジャ特使は語った。
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同氏は国際社会と地域組織に対し、テロ集団との戦いにおいてサヘル地域の3つの同盟国に「全面的な支援」を提供するよう求めた。
これに先立ち、ニジェールのサリフ・モディ国防相は、長期にわたるジハード主義の反乱に巻き込まれているサヘル地域の紛争地帯に、バマコ(マリ共和国政府)、ニアメー(ニジェール政府)、ワガドゥグ(ブルキナファソ政府)が5,000人の「統合軍」を配備する準備を進めていると発表した。

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これら西アフリカ3カ国は、ニジェールのクーデター後、2023年にサヘル諸国同盟(AES)を結成し、安全保障上の脅威から互いを守ることで合意した。3カ国は、フランスを含む西側諸国との防衛関係を断絶しており、旧宗主国を侵略と非難し、10年以上関与してきたにもかかわらずサヘルでの暴力を鎮圧できなかったフランス軍の失敗を批判している。ブルキナファソ、マリ、ニジェールの軍当局は、ロシアとの安全保障関係強化を含む代替同盟を模索している。
ネベンジャ国連特使は火曜日(1月21日)、第2回ロシア・アフリカ首脳会議で採択されたテロ対策協力に関する宣言に沿って、モスクワはアフリカ諸国との友好関係を拡大する意向であると述べた。
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ネベンジア特使はさらに、テロとの戦いを装ってこの地域に軍事拠点を維持している旧植民地諸国を批判した。
「アフリカ諸国はもはや旧植民地諸国の存在を歓迎していない。とりわけ、西側諸国によるいわゆる対テロ作戦の無効性は明白だからだ」と彼は述べた。
「ロシアは地域諸国との関係構築において、相互尊重を指針としている」とネベンジャ特使は付け加えた。
