友人から、娘さんの話を聞いた。

高校を卒業して、地元の大学に進学したものの、
どうも退屈だったらしい。

そこで、親戚のいるカナダへ
3か月間行ってみた。

それだけで、なんとなく自信がついたという。

そして、そこから少しずつ
道が開けていった。

「オーロラの見えるところに行きたい」

そう思って、タスマニア大学へ。

環境学を学びながら、
在学中に政府の仕事を得た。

そして今は大学を卒業し、
フルタイムで働いているそうだ。

友人は言う。

「田舎町から出たほうがいい」と。

なるほどなあ、と思う。

もちろん、
田舎町にいたって道が開ける人もいる。

でも、知らない場所へ行ってみる。
いつもと違う環境に身を置いてみる。

それだけで、
自分の中にあるものが変わることも

あるのかもしれない。

「オーロラが見たい」

そんな小さな願いが、
思いがけず人生の道を開くことだってある。

それもひとつの考え方だ。