凪良ゆう著作

『汝、星のごとく』を読んだ。




瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)と、
京都から島へ引っ越してきた櫂(かい)。

育った環境はまったく違うふたりだが、
どちらも親との関係に苦しみながら生きている。


同じような悩みを抱え、
あまりにも重い荷物を背負わされたふたり。
小さな島では格好の噂の的となり、
居場所を見つけることさえ難しい。

そんなふたりは惹かれ合い、
お互いを一途に想い続ける。


自由になりたい。
島を出て、自分の人生を歩みたい。
そう願いながらも、
親を簡単に見捨てることはできない。

17歳で出会ってから15年。

ただ好きというだけでは乗り越えられない現実。
それでも相手を想い続ける、切ない愛の

物語だった。


「こんな愛のカタチもあるんだ」と
読み終えたあと、しばらく余韻が残った。

一度読み始めると止まらない。
ぜひ、凪良ゆうの世界に浸ってほしい一冊だ。

 

 

日本で10月に映画も公開される。

こちらも見応えあること間違いなしだろう。