以前、坂木司著『和菓子のアン』について書いた。


『アンの青春』『アンの愛情』と続く。


今回はシリーズ第4弾『アンの幸福』を読んだ。



このシリーズは、和菓子にまつわる

豆知識や由来などを楽しく学べる

だけではない。

職場での人間関係もリアルに

描かれていて、「あるある」と

うなずいてしまうエピソードが多い。



今回は特に、上司と部下の関係について

思わず「わかるーーー」と

共感する場面があった。

新しい店長との出会いや、職場での

自分の立ち位置など、アンが少しずつ

成長していく姿に共感しながら

ページをめくった。



物語には和歌山への出張も描かれており、

私にとっては懐かしい場所がたくさん登場した。

私の両親は和歌山出身なのだ。

なかでも橘本神社のお菓子祭のエピソードは

興味深く、思わず調べてみたくなった。

さらに、おまけのように

白浜アドベンチャーワールドも登場する。


本を閉じたあと、

「久しぶりに和歌山へ行ってみたいな」と、

そんな気持ちになった一冊だった。