新築のマンション
アドバンス・ヒルに住む人たち。
近くにはサンライズ・クリーニングと
日の出公園
このお話の重要なキーとなる場所![]()
サンライズ・クリーニングはみんなが
服を預けに来て、年中無休で働く
おばあちゃんがそれを受け取ります。
そしておばあちゃんが話す
伝説になっているお話。
「日の出公園にはカバのアニマルライド
があり、名前はカバヒコというんだよ。
自分が痛いところとカバヒコの
同じところを触ると治るんだよ。
人呼んでリカバリー・カバヒコ」
みんな最初は半信半疑、でも日の出公園を
訪れ、実際ふるびたカバヒコと会うと
思わず話しかけながら自分の痛いところを
さわるのです。
進学校で成績が下がった少年
ママ友とうまくやれない主婦
ストレスと失恋から耳に不調が出たOL
足を怪我したふりをしたら本当に足が痛くなった少年
母との関係に悩み、目の不調を感じる中年男性
5人の悩めるアドバンス・ヒルの住人たちが
カバヒコと出会い、話しかけ、さわり
それぞれの回復への道を歩み始めます。
青山さんは日常のなかにある
誰にでも起こりうる悩みとそこから
希望をみつけて一歩を踏み出していく
そういうあたたかいお話を書くのが
本当にうまいと思います。
人間とは欲深く、見栄を張りたがり
弱くて、ずるくて、うそつきで...
でも同時に、やさしくて、純粋で、
ひたむきで愛すべき存在。
読むと私も頑張ろう!大丈夫!と
思えてほっこり元気になれるお話です。
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