真っ黒に日焼けした顔で帰ってきた
その細い腰に両手をまわして
ぎゅって抱きしめた
「おかえり!」
金曜日、大学の授業が終わってから大阪まで行って
そして土曜日は炎天下のもと
いちにち陸上の大会で
そのまま夜行バスに乗って日曜日の朝に帰ってきました
日曜日は娘の学校説明会があって
早い時間から出かけなくちゃならなくて
帰ってきた次男とはすれ違い
だけど
ほんのちょっぴりだったけれど顔が見られてホッとしました(*^^*)
朝早かったから
オウチゴトはなんにもしないで出かけて(^ー^;)
ありえないような猛暑の日曜日
帰るころにはくたくたに疲れてて
これから帰って
お家のことやらなきゃなぁ…、やだなぁ、なんて
げんなりしながら帰宅したら
お洗濯も、お皿洗いも、お風呂掃除も
全部次男がやっておいてくれてた( ;∀;)
前の日いちにち暑い暑い外にいて
夜行バスで熟睡もできなかっただろうに( ;∀;)
すでに出かけていた次男とはまたまたすれ違い
その日の夜は地元のお祭りだったのです
町内会のちっちゃいお祭りだけど

子どもたちは櫓に上がって
太鼓を叩きます。
小学校に上がるくらいの年齢から練習に参加して
お祭りの日には、みんなで揃いの法被を着てね
叩き手もだんだん減ってしまうのです。
みんな忙しくなって
練習にも参加できないし
大学2年生の次男のお友だちも
残っているのはもうふたりだけ…
夕方、お祭りが始まる頃にのぞいてみたら
次男は小さい子どもたちのお世話をしていました。
自分もちっちゃい頃からやってきて
そのときは大きいお兄さん、お姉さんに面倒を見てもらって
太鼓も教えてもらって
だから自然に、今は小さい子のお世話ができるようになったんですよね
(妹にももうちょっと優しくしてやって 笑)
あんなに小さかったのに
今ではいい若い衆になって
櫓の上からわたしを見つけて
小さく手を振ってくれました
お祭りは9時半でおしまいだけれど
お祭りのあとは町内会のおっちゃんたちと車座になって
飲んだり食べたりしゃべったり( *^艸^)
日付が、変わる頃に帰ってきました
この子を見ていると
本当に、子どもっていろんなひとに育てていただくんだなぁ、とつくづく思います。
親だけじゃなくて
こうして地域の大人のひとに教えてもらうことがあったり
小さい子のお世話をするのだって
子どもって思い通りにならないもんなんだな、とか
根気強くつき合ってあげなきゃいけないんだよな、とか
そんなことを学んでいくんだもんね
次男は優しい子です
朝 学校に行くときいつも
「寂しがらずに待ってろよ!」って頭ぽんぽんしてくれるし( *^艸^)
わたしが落ち込んでいるときには
「J子には俺がいるからいいでしょ」って慰めてくれるし( *^艸^)
(甘甘でしょーーー)(超絶おノロケですみません)
そんな彼も
夏休みのうちからひとりで暮らし始めるようです。
学校まで片道2時間かかるので
部活やバイトの帰りはいつも11時半過ぎ
もう自分で、不動産屋さんもまわって
いろいろ調べているみたい
寂しくなるなぁ
寂しいけど
子育ての時間は無限じゃない
いつか終わる
終わってしまう
そう思って
一緒にいられる時間を大切に
その一瞬さえ慈しんで過ごしてきたのと
何より
親の望むことではなく
本人が望む道を進んでいけるように
子どもたちが大人になっていくそのときには
引き止めないように
つないでいた手を
上手に離してあげられるようにって
そう自分に言い聞かせてきたから
でも
考えていたより
ちょっぴり早かったかな…
きっと、わたしが寂しい気持ちでいることを
彼はわかっているんです。
だから言わないよ
寂しくなるねって
お互い言葉には出さない気持ち
わざとはしゃぎ気味に
まずは冷蔵庫と洗濯機だね、それとテレビか
スーパーは近くにあるの?
そうだフライパンも買わないと
遊戯王のカードは持っていく?
住民票、移す?
移すと来年の成人式はこっちで参加できないねー
なんて
そんなことばっかり話して、ね…
小学1年生のとき
夏から始まるプール授業のために
プール用のバスタオルを買いに行ってね
(あの、ゴムの入ったスカートみたいな形の)
レジで、お店の方に
「ぼくはもうしょうがくせいになったから
ポケモンとかこどもっぽいのじゃなくて
これにするんだ!」
なんて嬉しそうに
大きな声で言ってたっけ
そのときのサッカーボール柄のバスタオル
高校生になっても使っていました
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
大好きないちまい
このまま時が止まってほしいと何度願ったことでしょう
濃密な時間でした


